• トップ
  • 比較
  • オープンソースCMSを比較する「WordPress」「Drupal」「Joomla」「Concrete5」

オープンソースCMSを比較する「WordPress」「Drupal」「Joomla」「Concrete5」

  • editor_ctrl
  • Photo:
  • 2018-09-27


WordPressを使っている方、もしくは使ってみたいと思う方の中には、他のCMSがどんなものか気になっている場合もあると思います。

オープンソースのCMSは無料で使えますが、実際に使えるようにするためには学ぶ時間とカスタマイズすることなどが求められるので、選び方を知らないと後々大変な思いをすることになります。

今回はオープンソースのCMSの中から「WordPress」「Drupal」「Joomla」「Concrete5」の4つを比較しながら、選び方やそれぞれの特徴についてご説明します。

WordPress

WordPressは当サイトでも利用しているCMSであり、メインテーマでもあります。WordPressの良さはいくつかありますが、テーマやプラグインによる拡張性の高さ、初心者の方でも始めやすく学びやすい敷居の低さ、そして一番が情報量の多さです。

CMSの多くはHTMLやCSSを理解していなくても、文章を打ち込んだり、画像を挿入したり、文字装飾をするだけでページが生成されるように作られています。WordPressも同様であり、ブログやサイト、サービスを作りたい方がコンテンツや記事の作成に集中しやすいしくみになっています。

WordPressは使い慣れてくるとPHPについても学びやすい環境でもあるので、プログラミングを学びたい方にも向いています。

あえてデメリットを挙げるとすれば、カスタマイズしやすいのに独自性がないと、どこかで見たようなページやサイトと同じになってしまうことです。

ただし、テーマやプラグイン、ウィジェットの組み合わせ方やアイコンや画像、色合いを細かく設定するだけでも独自性を高めることはできるので、デメリットと言うほどではないかもしれません。

Drupal

Drupalは元はBBS、掲示板のシステムで開発されたものであり、企業や官公庁で利用されることも多い世界的にも有名なCMSです。安全性や拡張性も含めて信頼感が高いと言えるでしょう。

WordPressとの違いとしては、コアとなる部分と拡張モジュールによるカスタマイズ、その他Linuxのようにディストリビューションがあり、パッケージング化されているのが特徴です。

Drupalについて調べていると、WordPressと比べて敷居が高いのか個人の利用者が少ないイメージがあります。

個人の方の利用が少ないということは、日本語によるDrupalの情報にも影響があるので、WordPressと同じPHPではありますが、プログラミングを学びたい、またはHTMLやCSSを少しずつ学びたい方には不向きかもしれません。

ただし、サービスを作る側、本格的に学びたい方であればどのCMSも一度は試す価値が十分にあります。理由としてはメリットやデメリットだけでなく、どんなUIでどんな画面遷移をするのか知っておくことで、知識や経験としてプラスにすることが可能だからです。

今回は名前を挙げていないMovableTypeについても同様であり、どの部分が重宝されているのか、どんなニーズに答えているのかを知ることは、個人や組織問わず、サイトやサービスを運営する方にとって大切なことであると言えます。

DrupalはディストリビューションによってはECサイトの構築が容易な場合もあるので、何をしたいのかしっかりと決まっている場合は視野にいれるべきCMSでもあります。

サイトが中規模、大規模であり、セキュリティに強いCMSを選びたい場合や、WordPressの脆弱性に不安を感じる場合にも選ぶべきCMSだと言えます。

Joomla

JoomlaはPHPで作られており、WordPressよりもカスタマイズ性の高いCMSです。

WordPressとの大きな違いは標準で搭載されている機能の充実度です。例えば会員制のサイトを作りやすかったり、メールフォームやメニューなどの設置が簡単なことがあげられます。

Drupalと同じくJoomlaもWordPressよりは初心者には難しい場合もあり、個人や組織問わず規模の大きいサイトやサービスを必要とする方に向いています。

WordPressはデフォルトの状態ではある意味簡素なページしか作成することができませんが、Joomlaは最初から細かな設定ができると覚えておくと良いでしょう。

またセキュリティ面に優れているのも特徴であり、安全性を求める場合はJoomlaを選ぶことを視野にいれて良いと思います。

CMSを使って情報を発信したいと考えるだけではなく、何らかのサービスを作りたいのであれば、やはり一度は利用しておきたいCMSでもあります。

WordPressの脆弱性に不安な場合だけでなく、個別にプラグインを追加することなく、不安定にならないCMSが欲しい場合にも選択の余地があると言えます。

Concrete5

Concrete5は直感的なデザイン操作が魅力であり、ドラッグ&ドロップでカスタマイズできるCMSです。

サイトやサービスを作る時、HTMLやCSSを理解しなくて良いとしても、思ったとおりに作れないことも非常に多いです。せっかく良い写真や文章があっても、自分の思い通りに作れないのはストレスになることもあるでしょう。

Concrete5であればある程度自由に配置が可能なので、個人や組織問わず、コンテンツベース、記事ベースで作り込みたい方に向いています。

ブロックという単位でそれぞれのパーツを組み合わせることが可能であり、有料のブロックなどを利用することでさらに拡張性を増すことができます。

コンテンツや記事作成に集中したい方や、企業や組織でしっかりとしたデザインのサイトを作りたいけれど担当を作る余裕がない場合などでもおすすめです。

自由度が高いだけでなく、WYSIWYGと呼ばれる編集画面が非常に使いやすいこともあり、HTMLやCSSに不慣れな方でも文字装飾や画像やURLの挿入を簡単に行えるので、オリジナルな表現やデザインを追求したい場合にも向いていると言えます。

インタフェースがわかりやすいというのは、属人化を防ぐことにもなりますから、誰にでも扱えるということは非常に大切です。

WordPressでもプラグインを追加することで、ビジュアルリッチエディタがさらに使いやすくすることが可能ですが、標準機能のみで運営したい場合や、プラグインなどの更新が頻繁なのが気になる場合にもおすすめです。

CMSを選ぶ時に考えるべきこと

4つのCMSをご紹介するために様々なページをチェックしていたところ「用途や規模」によってCMSを選ぶ基準を考えた方が良いと考えました。

組織なのか、個人なのか。サイトの規模はどれほどか。サイトやサービス運営の知識や経験があるのか。その他には取り扱うデータについても、個人情報が含まれたり、クレジットカード情報も必須となるのであれば、セキュリティが強固なもの、強固にできるCMSを選ぶ必要があります。

当サイトでメインテーマとして扱っているWordPressであれば、テーマによってデザイン性を固めて、テーマファイルを直接編集することでさらにデザインを作り込むことが可能です。

有償無償でECサイトとして運営できるプラグインや、IPアドレスやホストの情報に合わせてブロッキングするプラグイン、またはサイバー攻撃に対するプラグインなどもあるので、上手に組み合わせれば個人や組織問わず自由にサイトやサービスを作成することができます。

しかし、WordPressと他のCMSを実際に比べるためにはデータを入れ込んで、規模に合わせて動かしてみないとわからない場合もあるのが現状でもあります。

コンテンツが300〜1000となってくれば、WordPressが重くなる可能性も考えられますし、WordPress本体のアップデート、プラグインやテーマの更新のタイミングで、セキュリティが甘ければ何らかの脆弱性が生まれることも考えられます。

まずはオフラインでインストールしてCMSを稼働させて、デモデータやテスト的な投稿を入れ込んで、本稼働にマッチするのはどのCMSが良いか試してみるのも面白いかもしれません。

目的に合わせてディストリビューションを選べるのがDrupal、セキュリティ性が高くデフォルトで機能が充実しているのがJoomla、デザインや文字装飾も含めてブロック形式で自由に配置ができるのがConcrete5、デフォルトでは簡素だけれど学び方次第で無限の機能とデザイン性があるのがWordPressだと覚えておいて、いつでもサイトやサービスを、どのCMSでも利用可能な状態にデータをバックアップしておくこともおすすめです。

まとめ

今回は「WordPress」「Drupal」「Joomla」「Concrete5」の4つの特徴を説明しながら、比較するポイントについてお話しました。

どれが一番良いというのは用途に合わせて、サイトやサービスの規模に合わせるのがベストであり、セキュリティ面や脆弱性だけでなく、サポート面や実際に使われている方、カスタマイズなどの情報量はどれが一番多いのか、またはバックアップからの再構築をしやすいのはどのCMSなのか、なかなか選びにくい部分でもあります。

WordPressであれば、テーマのPHPファイルの書き換えを頻繁に行っていない限り、WordPressの再構築手順としてテーマやプラグインをしっかりと記録しておけば、バックアップデータからの復旧はそこまで難しくありません。何よりも困った時に検索するだけで情報がヒットしやすいことが、初心者だけでなく、中級、上級者にもWordPressが愛される理由でもあります。

同時に、WordPressを使えますという方も増えていますので、企業や、組織、業種問わず柔軟に対応できる人材を集めたい場合でもWordPressが土台となっていると管理しやすいだけでなく、スムーズに作業や仕事を割り振れる可能性も高いです。

それぞれのCMSの情報を掘り下げて、必要なものを選ぶようにするだけでなく、情報がどれくらいあるのか、学びやすいのか、拡張性だけでなくバックアップやセキュリティ面はどうか、しっかりと考えながら選ぶようにしましょう。

 

オープンソースCMS 4つを徹底比較

オープンソースで使えるCMS4つを比較して、選び方や特徴について紹介します。

目 目

注目記事

SEO特集