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WordPressのテスト及びローカル環境を設置する際の4つの選択肢
- columbusproject
- Photo:
- 2020-12-17
WordPressのテストってどうすればいいの?とお悩みではないでしょうか。
実際にWordPressを構築運用する段階になりますと、ミスや失敗が許されないため、練習やテストする機会がなければサイトのリニューアルやアップデートも難しくなるのも事実です。
今回はWordPressのテスト及びローカル環境を設置する際の4つの選択肢についてご紹介します。
WordPressのテスト及びローカル環境を設置する方法
WordPressのテスト及びローカル環境を設置する方法は大きく分けて4つに分けられます。
- ソフトウエアによるローカル環境の構築
- Linuxを搭載したパソコン or VMによるサーバー構築
- RaspberryPiを利用したコンパクトな開発環境の構築
- レンタルサーバーを利用しているならサブドメイン上に構築
それぞれの項目について簡単に説明します。
1.ソフトウエアによるローカル環境の構築
ソフトウエアによるローカル環境の構築はWordPressのテスト及びローカル環境を設置したい時に一番簡単な手法と言えます。
- XAMPP:https://www.apachefriends.org/jp/index.html
- Local:https://local.getflywheel.com/
- MAMP:https://www.mamp.info/en/windows/
上記のいずれかのソフトウエアをダウンロードしてインストールし、設定することでWordPressがローカル環境で利用できるようになります。
インターネット上の情報も多いソフトウエアばかりなので、悩んだら検索すれば答えが見つかりやすいです。
お使いのパソコンのOSやネットワーク環境に合わせて利用してみてください。
LocalとXAMPPについては、当サイト内の下記コンテンツも役立ちますので、ぜひともご覧ください
ローカル環境にWordPressを構築できるLOCALとXAMPPを比較!
2.Linuxを搭載したパソコン or VMによるサーバー構築
Linuxを搭載したパソコン、またはVM(virtual machine)上にサーバー構築する方法でもWordPresを設置する環境が整います。
普段使うパソコンの環境と切り離すことができるため、個人情報などを扱うような場合においてバックアップやテストを行いたい場合に向いています。
Linuxを搭載したパソコン、またはVM上にWordPressを設置して、必要な時に起動すれば良いだけです。
ただし、前項のソフトウエアによる設置よりも難易度が高いため、ITに疎い場合ですと学習コストに悩まされるかもしれません。
3.RaspberryPiを利用したコンパクトな開発環境の構築
Linuxに慣れている方であればRaspberryPiを利用してコンパクトな開発環境を構築するのもおすすめです。Ubuntuやdebianなど使い慣れたディストリビューション上にサーバーを設置し、Wordpressをインストールするだけなので慣れている方であれば5分程度でWordPressを設置できます。
RaspberryPiの値段は1000円~10000円程度で幅があり、周辺機器を揃えるのにコストと手間は掛かりますが、再構築もしやすく、手元のパソコンと完全に切り離して設置できるため使い慣れておくとこの先に色んなことで役立つのも利点です。
注意点としては「Linuxって何?」という段階ですと学習コストと時間的なコストが上回ってしまうことです。わからない場合はソフトウエアによる設置を前提として情報収集することをおすすめします。
4.レンタルサーバーを利用しているならサブドメイン上に構築
もし、ドメインを取得してレンタルサーバーを利用しているなら、サブドメインを取得してサブドメイン上に構築するという方法もあります。
厳密にはローカル環境ではありませんが、本番環境と同じ状況のテスト環境が構築できるため、ローカル環境に設置するよりも不具合が起きにくいのがメリットです。
また、必要なリソースを外部に任せられるため、機材や手元のパソコンのリソースやコストを消費しないのも利点と言えます。
ただし、使い方を誤ると全く同じサイトがインターネット上に公開されてしまうので注意しなくてはなりません。
ベーシック認証を導入してアクセスできないようにするか、プラグインなどによって外部からのアクセスの遮断、もしくはIP制限によってログインやアクセスできるIPを指定することで解決できます。
まとめ:テスト環境やローカル環境で思わぬ不具合やエラーが出ないように対処しよう
今回はWordPressのテスト及びローカル環境を設置する際の4つの選択肢をご紹介しました。
WordPressはテーマやプラグインの相性、またはWordPress本体のバージョンとの兼ね合いも含めて不具合やエラーが起きる可能性があります。
もちろん、有名どころのテーマやプラグインであればすぐに対応してくれるので不必要に不安に思う必要はありませんが、なるべくなら自分自身でデバックやテストしておくべきなのも確かです。
WordPressが動かなくなった、ろぐいんできないなど、思わぬ不具合に遭遇しないためにも、ご自身の技術的リソースに見合ったテスト及びローカル環境を手に入れておくことをおすすめします。
もし、どうしてもテスト及びローカル環境が欲しいけれど、技術的なリソースが足りないということであれば、ぜひとも当社「コロンバスプロジェクト」にお任せください!WordPresのローカル環境やテスト環境のお悩みの解決だけでなく、不具合やエラーなどさまざまな問題への対処をお手伝いできます。ぜひともこの機会にご相談、お問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事がWordPresのテスト環境やローカル環境が必要な方のお役に立てれば幸いです。