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レンタルサーバーのWordPressが動かない時にチェックする5つのポイント



レンタルサーバーのWordPressが動かない!どうしよう!と焦ったことはりませんか?

WordPress初心者の方、または自社のサーバーではなく、レンタルサーバーで自社のWordPressを構築している時、何らかの不具合でWordPressが動かなくなることがあります。

WordPressにログインできなかったり、そもそもWordPressのログイン画面にアクセスするとエラーで何も表示されないなんてこともあるでしょう。

今回はレンタルサーバーのWordPressが動かない時にチェックする5つのポイントについてご説明します。

1.レンタルサーバーのメンテナンスや不具合情報をチェック

最初にレンタルサーバーのメンテナンスや不具合情報をチェックしましょう。

またTwitterなどのSNSで同じサーバーを使っている人が不具合で困っていないかを見るのもおすすめです。

ありがちなのが、レンタルサーバーの公式情報を見ないまま、慌ててWordPressを再構築したり、削除してしまうことです。 会社に限らず、個人の方でもWordPressが動かなくなるのは非常に困ること。 慌てずにどのような状況なのか把握することを覚えておきましょう。

2.レンタルサーバーのFTPのログイン情報をチェック

特に不具合の報告、またはメンテナンスの情報がなければ、次はレンタルサーバーの管理画面にログインして、FTPのログイン情報をチェックしましょう。

WordPressが動かないから、レンタルサーバーの管理画面にも入れないと思い込んでしまう方がいらっしゃいます。 WordPressとレンタルサーバーの管理画面は別物ですから、慌てずにログインしてFTPのログイン情報、認証するためのユーザー名やパスワードをメモしましょう。

レンタルサーバーによってはWEBFTPといって、ブラウザ上でFTP操作ができることもありますので、ログインできるか試してみてください。 その他、FTPクライアントを使って、実際にレンタルサーバーと接続できるかどうかを見ておきましょう。 不安ならこの時点でメディアなどのファイルをダウンロードしても良いかもしれません。

3. レンタルサーバーのSQLのログイン情報をチェック

FTP情報の次はSQLのログイン情報をチェックし、メモします。

WordPressの投稿したデータはデータベースに保存されているためです。 MySQLやphpMyAdominなど、レンタルサーバーによって異なりますが、WordPressのデータベースをダウンロードすることができます。 普段、バックアップを取る時にもデータベースから直接、WordPressのxmlをダウンロードしておくと安心です。

4.セキュリティ関連のプラグインをチェック

FTPとSQLのログイン情報をチェックし、データベースからWordPressのバックアップをダウンロードできたら、次はFTPでプラグインのディレクトリにアクセスします。

WordPressが動かない、またはログインできない時にありがちなのは「セキュリティ関連のプラグイン」やその他のプラグインが影響している可能性が高いです。 特にセキュリティ関連のプラグインはログインURLを変更したり、サイバー攻撃への対策の設定に自分自身が引っかかってしまうことなど考えられます。

該当するプラグインがあれば、ディレクトリごと削除しましょう。基本的にプラグインはディレクトリから削除するだけでアンインストールと機能がオフになるためです。 その他のプラグインもメモを取って、場合によっては削除しても良いかもしれません。

5.テーマテンプレートを編集してからWordPressが動かなくなった場合

WordPressが動かなくなる原因で初心者の方が陥りやすいのが、PHPはよくわからないけど、テーマテンプレートを編集して、PHPの構文を崩してしまうことです。

PHPは1文字削除しただけでも、WordPressが動かなくなることもあり、何らかのカスタマイズをする際にコピペした時、誤って削除するとWordPressは動かなくなる可能性が高いんですね。 もし、テーマテンプレートを編集した覚えがあり、編集箇所がわかっている場合はWEBFTPにログインして該当するファイルを「編集」するか、同じテーマのZIPファイルをダウンロードしてきて、FTPクライアントでアップロードするという方法があります。

しかし、不慣れな方ですとわかりにくい可能性があるのと、余計に事態を悪化させてしまうこともあるので、FTPでメディアのダウンロード、SQLからデータベースをダウンロードして、WordPressを再構築する方法を選ぶ方が、結果として早く復旧することも覚えておきましょう。

まとめ

レンタルサーバーに構築したWordPressが動かなくなった時、まずは慌てずにバックアップを取りましょう。そして、新たにWordPressを再構築するのがおすすめです。

原因の追求や究明をすることは非常に大事ですが、知識がないまま無理に元に戻そうとすると、再構築するよりも時間が掛かったり、直すつもりがさらに悪化することもあるので注意しましょう。

同時にレンタルサーバーによっては、クリックのみで簡単にWordPressを設置できる機能もあるので、使い方を確認しておくことも大切です。

また、FTPやWordPressのディレクトリ構造、ファイルの権限について理解したら、FTPでログインして、WordPressのディレクトリを削除、再度WordPressの本体をアップロードして再構築する方法も身に付けておくと後々役に立ちます。

また、テーマテンプレートファイルのPHPコードを編集した時だけでなく、サイドバー、ウィジェットなどの項目にPHPコードを追記した場合でもコピペミスしてWordPressが動かなくなることもあります。 何らかの形でPHPコードをコピペで修正や追記した覚えがあるなら、再構築することを前提として作業してみてください。 普段からバックアップをする癖を付けておくこと、FTPやデータベースのログイン情報をメモしておくこと、何よりも再構築するための手順を覚えておくと、何らかの不具合があった時も安心です。

どのテーマやプラグインを使っているのか、カスタマイズした箇所はどことどこなのか、作業手順もメモしておくと役に立ちます。 いつでも再構築できるような運営体制と意識してみてくださいね。