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WordPressって何ができるの?サイト構築時に知っておきたい基本のキ
- columbusproject
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- 2020-02-21
自社サイトを初めてWordPressで構築、または既存の自社サイトをWordPressに移行するタイミングで「そういえば、WordPressって何ができるんだろう?」と考えることもあるでしょう。 特にWordPressを扱ったことがない方であれば、カスタマイズ性に優れる点、学習コストが比較的低い点も含めて、WordPressを選んだ方も少なくないのも確かです。 今回はWordPressで何ができるのか、自社サイト構築時に知っておきたい基本的なことについてご紹介します。
【WordPressでできること】
まずはWordPressで何ができるのか、基本的な部分をチェックしてみましょう。
1.文字や画像だけでWebページが作られる
本来、1つのWebページを作るにはHTMLやCSS、JavaScriptなど様々な知識が必要ですが、WordPressであれば簡単な入力や挿入のみで作成可能です。 文字やURLリンクを入力したり、画像、音声や動画を挿入するだけでWebページの作成が可能なので、インターネット上で情報発信するための最低限の機能が「簡単に」扱えるのが人気の秘密であり、魅力と言えるでしょう。
2.作成した記事や固定ページの管理がしやすい
WordPressは作成した記事や固定ページの管理、再編集がしやすい仕組みになっています。作成したページは時系列やカテゴリー、タグなどで分類しやすくなっており、自動的にカテゴリーやタグ、カレンダーなどのページが生成されるのも非常に便利です。
3.テーマでデザインを自由に変更できる
Webページにおける見た目を変更するのは、やはりHTMLとCSS、Javascriptなどの知識や経験が必要です。しかし、WordPressはテーマを変更するだけで、デザインを自由に変更できます。 テーマによってはパララックス効果やエフェクトなど、簡単な動きのあるページの作成も可能なので、文章や画像を埋め込むだけで、それなりの見栄えの良いデザインになります。 また、追加CSSやテーマエディターなど、さらに細かくカスタマイズする機能も付いており、少しずつCSSやHTML、PHPを学びながらオリジナルのデザインを作成できるのも大きな魅力です。
4.プラグインで機能を自由に追加できる
WordPressはプラグインをインストールすることで、デザインだけでなく機能を自由に追加できます。WordPressで何ができるのか?と問われれば、プラグイン次第で何でもできる、ディスプレイ上に表示されるものであれば、何でも再現可能と言えるのはこのためです。 既存のオンラインサービスやシステムと上手に組み合わせることで、オンラインサイト、オンラインサービスやWebアプリもほぼ無限に様々なパターンが作成可能となります。
5.複数ユーザーで投稿や管理ができる
WordPressは複数ユーザーでの管理が可能です。同時に権限の割り振りも可能なので記事を投稿するユーザー、WordPressのデザインや機能を管理するユーザーなど、細かく仕事を割り振ることができます。 例えば、記事や固定ページの作成は任せたいけれど、WordPressのシステムは触ってほしくない、逆に全部の権限を任せたいなどなど、場面に応じて使い分けできるのも非常に便利です。
【WordPressでどんなサイトが作れるのか】
次にWordPressのCMS機能とテーマやプラグインを組み合わせることで、どんなサイトが作れるのかチェックしてみましょう。
1.自社の公式ホームページや公式ブログ
WordPressのごくごく自然な使い方としては、自社の公式ホームページ、または公式ブログが挙げられます。昨今では開発者ブログなど、働いている人の声を情報発信することで、どのような企業なのか、どんな気持ちで働いていて、商品やサービスが生み出されたのかを伝える取り組みもあり、顧客やユーザーとポジティブに繋がりやすい環境作りをしている企業が増えています。
2.オンラインショップやコンテンツ販売
WordPressではプラグインを利用することで、ショッピングカートや決済機能を追加することができます。オンラインショップやコンテンツ販売なども可能となり、自社のECショップやオンラインショップを作るのも難しくありません。 実際には商品の在庫管理や梱包、発送などの手間もあるため、導入する際はいきなりページありきでオンライン販売をするのではなく、きちんとした計画を持って導入することをおすすめします。
3.会員制登録サイトやコミュニティ
同じくWordPressではプラグインによって会員制登録サイトやコミュニティを作成することができます。会員登録・管理機能とともにオンラインショップ機能を組み合わせれば、ログインすれば住所や支払方法などが保存されていて、気軽に購入しやすい状況を作り出すことも可能です。
4.オンラインサービスの基盤としても有用
WordPressは動的はHTMLを出力する仕組みなので、既存のオンラインサービスの基盤として利用する場合でも有用と言えます。例えば、既にショッピングカート機能がある場合、詳細な商品ページはWordPress、決済のみショッピングカート機能など、使い分けながら共存することで、商品ページそのものをコンテンツとして作成、編集しやすくなります。
5.マッチングサイトの作成も可能
WordPressを利用したマッチングサイトも少しずつ増えてきました。マッチングサイト、マッチングサービスは単に就活や転職のようなマッチングだけでなく、婚活やクラウドソーシング、またはフリーマーケットなどのサービスにも活用できるので、決済機能や会員登録機能と組み合わせることで、新しいオンラインサービスそのものを作成できるのも強みと言えるでしょう。
まとめ
WordPressって何ができるの?という疑問については、やはり何でもできると答えたいものです。その上で、どのように上手に使いこなせるのか、アイデアや売上への導線を描けているのかどうかが大切になります。 例えば、単に自社サイトを構築するためにWordPressを利用するにしても、何らかの形でリードの獲得を狙って、問い合わせや資料請求しやすい仕組みにしておけば反響があるかもしれません。同じく求人についても掲載することで、求人系のサービスを介すること無く、直接応募がくる可能性も考えられます。 WordPressって何ができるの?と悩んでいるタイミングだからこそ、まずは「WordPressで何がしたいのか?」を明確にして目的に合わせてカスタマイズすること、テーマやプラグインを選定してみましょう。