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WordPressを設置するレンタルサーバーやプランで悩んだ時の5つのポイント



社内や組織内にサーバーがない場合、WordPressを構築し運営するにはレンタルサーバーを利用する必要があります。

しかし、レンタルサーバーやプランはたくさんの種類があり、どれを選ぶべきか悩ましいのも事実です。

今回はWordPressを設置するレンタルサーバーやプランで悩んだ時の5つのポイントをご紹介します。

1.WordPressが動作する環境が整っているか

レンタルサーバーやプランの中で悩んだら、まずはWordPressのサーバー要件を満たしているかをチェックしましょう。

PHP バージョン 7.4 以上。
MySQL バージョン 5.6 以上、または MariaDB バージョン 10.1 以上。
HTTPS 対応

引用元:要件 | WordPress.org 日本語

https://ja.wordpress.org/about/requirements/

上記はWordPress公式によるサーバー要件です。サーバー要件についてよくわからない場合でも「WordPressの設置や構築が可能!」といったような形で、しっかりと明記されているレンタルサーバーやプランを選べば問題ないと言えます。

もし、WordPressの設置や構築ができるか明記されておらず、不安な場合はレンタルサーバーの提供元に問い合わせることをおすすめします。

2.導入や運用時のコストが見合うか

レンタルサーバーは個人利用する場合はかなり安く済む場合が多いですが、企業や組織として商用で利用するのであれば、それなりのコストが必要な可能性があります。

まずは各種レンタルサーバーの基本的な料金やプランを調べて、どれくらいが相場なのかチェックしましょう。

また、どれくらいの容量が必要なのか、目的や用途によって選ぶべきプランが異なることもありますので、調べながら「WordPressで何をしたいのか」を明確にしておくことが大切です。

3.必要に応じて段階的に拡張や容量アップができるか

WordPressはプラグインやテーマの組み合わせで単なるブログやホームページ以上の使い方ができます。

将来的に会員制サイトやECサイトを構築したい、またはコンテンツマーケティングを展開したい場合など、容量が足りなくなる可能性があるということです。

そのため、利用してみたいレンタルサーバーに上位のプランがあるのか、段階的に拡張や容量アップができるかも必ずチェックしましょう。

4.自社の技術的リソースで対応できるか

契約してみたいレンタルサーバーやプランが自社の技術的リソースで対応できるかもチェックしましょう。

FTPによるアップロード、WordPressを構築するための手順など、基本的な部分ではありますが「よくわからない」という場合、技術的リソースが足りずWordPressの運営どころか、設置や構築できない可能性が高くなります。

レンタルサーバーによっては、マウスや簡単なキーボード入力のみでWordPressを設置できる機能が備わっていることがあるので、技術的リソースが足りなければ、WordPressの設置や構築支援のあるレンタルサーバーを選びましょう。

もし、WordPressの設置や構築を支援する機能がない場合、自社でWordPressを設置する必要がありますので、その場合はIT人材の雇用や育成も含めてWordPressの運用・運営体制を整えることをおすすめします。

5.セキュリティ面も含め、信頼できるサービス提供元か

レンタルサーバーやプランを選ぶ際に最も重視したいのはセキュリティ面に不安がないか、信頼できるサービス提供元かどうかです。

もちろん、有名かつ大手レンタルサーバーであれば、セキュリティ面や信頼面においても問題ありません。しかし、レンタルサーバー選びで悩んでいる初心者の方を狙った悪徳業者が存在する可能性もありますので、充分に注意しましょう。

明らかに安すぎるプラン、または聞いたことが無い、もしくは調べても詳細が出てこないようなレンタルサーバーを使うのは避けることをおすすめします。

まとめ:WordPressを設置する理由やその先のことも考えておこう!

今回はWordPressを設置するレンタルサーバーやプランで悩んだ時の5つのポイントをご紹介しました。

基本的には有名かつ大手レンタルサーバーでWordPressの設置支援があれば技術的リソースが少なくても「WordPressを設置」するまでは簡単に行えます。

ただし、企業や組織として公式ページや何らかのオンラインサービスを展開したいのであれば、設置するだけの知識や技術だけでは技術的リソースが足りないのも確かです。

実際問題として企業や組織としてのカラーリング、ロゴ、雰囲気やイメージを再現するためのカスタマイズにおいても、それなりの知識や経験、技術的リソースは必要となります。

WordPressで何がしたいのか、目的や用途を明確にしながら、技術的な要件を満たすために安易が必要かを検討し、場合によっては外部委託やWeb制作会社に相談することをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事がWordPressを構築、運営する際のレンタルサーバーのプランで悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。