WordPressで作る公式ページのデザインで悩んだ時に試したいこと
- columbusproject
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- 2020-07-17
企業や組織における公式ページをWordPressで構築するタイミングでは「これでいいのだろうか?」と悩んでしまいがちです。 また、WordPressに不慣れな場合やWeb制作の知識や経験が少ない場合ですと余計に不安になることもあるでしょう。
今回はWordPressで作る公式ページのデザインで悩んだ時に試したいことをいくつかご紹介します。
まずは現在の状況を再確認して基礎的な部分を改善してみよう
はじめに現在の状況を再確認しましょう。利用するテーマであまり悩まないようにして、プラグインも必要な機能を実装する最小限の構成にするとデザインのカスタマイズが楽です。 その他、具体的に再確認すべき箇所やどのように改善すべきか見てみましょう。
企業のイメージやロゴなどのカラーリングは合っているか
企業のイメージやロゴなどのカラーリングと利用するテーマの素の状態のカラーリングが合致しているかチェックします。 もし、テーマのオプションでカラーリングが変更できるなら、なるべく近い色にすることが大切です。また、どうしてもカラーリングとデザイン配置が合わない場合もありますから、その場合はシンプルな色合いで統一感を出すようにしましょう。無理に装飾し過ぎるよりも、シンプルで見やすいということのほうが顧客やユーザーには喜ばれるからです。
文字や画像のバランスは整っているか
次に文字や画像のバランスが整っているかチェックします。公式ページというとお堅いイメージがありますが、それらは丁寧な文章と派手過ぎない画像を用いるので、あながち間違っているとは言えず、むしろ誠実さが伝わると思って良いです。 もし、文字や画像がごちゃごちゃしていて見にくいようであれば、いったん整理してシンプルにすること、見やすくすることを心がけてみてください。
情報量が多すぎないか、または少なすぎないか
次にページ毎の情報量が多すぎないか、または少なすぎないかを見てみましょう。もちろん、1ページでなるべく伝えたくなる気持ちはわかりますが、閲覧する側が疲れてしまうほどの情報量はおすすめできません。離脱の原因にもなりますし、読み飛ばされたり、記憶されなかったりするからです。
なるべく「伝えること」や「伝わるようにすること」に主眼をおいて工夫することが大切です。並行して情報量が少なすぎることで見なければならないページが増えてしまわないようにすることも注意しておきましょう。
次に大幅に改変せず整えてみる
現在の状況を把握したら、次は大幅に改変せず整えてみましょう。デザインは好みがあるため、万人に理解されるようにと考えすぎるとかえってドツボにハマるので注意してください。 実際にどのような部分を整えるべきなのか、具体的な箇所を見てみましょう。
各パーツの配置や余白及び空白を見直そう
WordPressは基本的にパーツ単位で作られます。例えば、ヘッダーやフッター、メインコンテンツなどの領域です。そして大切なのが余白や空白部分です。各パーツの配置とそれらの隙間や余白を見直すだけでも、見やすいWebページに生まれ変わります。情報量の加減をしながら、顧客やユーザーが求める情報にアクセスできるように工夫しましょう。
スマホやタブレット、パソコンで実際に確認しよう
実は意外と見落としがちなのがスマホやタブレット、もしくは他のパソコンなど実機によるチェックです。WordPressではデザイン構築時にスマホモードやタブレットモードでチェックできるため、実機によるチェックがおろそかになってしまいがちですので、必ず実機によるチェックを行うようにしましょう。
自分だけでなく第三者の意見も聞いてみよう
実機によるチェックの段階で、可能であれば自分以外の第三者にも見てもらい、意見を聞くことが大切です。企業や組織によってはアンケート調査なども行った上で、見やすさや使いやすさの改善や向上を図っていることもありますので、場合によっては顧客やユーザーの声を聞くこともおすすめします。
基本的には企業や組織として「伝えたいこと」と顧客やユーザーが「知りたいこと」の間をどれだけ埋められるかが重要です。企業や組織側からすればアレもコレも伝えたくなりますが、顧客やユーザー側は全部を受け止める時間も余裕もないと思っているとちょうどよいです。必要な情報を必要なだけ記載すること、または伝えたいことを伝えるタイミングでデザインが邪魔にならないような配慮を持つことを忘れないようにしてください。
まとめ:企業としての丁寧さや誠実さを感じられることが大事
今回はWordPressで作る公式ページのデザインで悩んだ時に試したいことをご紹介しました。 顧客やユーザーは企業や組織の「公式ページ」であると認識しているので、雑だったり、デザインが崩れたりすると不安を感じることがあります。 逆に言えば丁寧かつ誠実さが伝わってくれば安心ですし、信頼を寄せてくれるということです。 無理に凝ったデザインにするというよりはシンプルでわかりやすいこと、どのデバイスで閲覧しても細部までデザインが崩れないこと、そして何よりも企業や組織におけるロゴやイメージカラーとの統一感を持たせることが大切です。
最後までお読みいただきありがとうございました。 この記事がWordPressで公式ページを作る時、またはデザインを変更するタイミングで悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。