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WordPressのデザインカスタマイズで初心者が気付きにくい初歩的な要素とは



WordPressはカスタマイズ性や拡張性など「自由度の高さ」が魅力です。

しかし、初めてWordPressに触った方や不慣れな方ですと初歩的な部分に気付かず、かえって面倒なやり方でカスタマイズしがちです。

まずはカスタマイズにおける基本的な部分に気が付くために、今回はWordPressのデザインカスタマイズで初心者が気付きにくい初歩的な要素をご紹介します。

基本的にはテーマもプラグインもカスタマイズしてOK

WordPressのテーマやプラグインは管理者権限があればカスタマイズすることができます。

例えば、PHPについて詳しくないけれど、HTMLタグのidやclassの名前を変更したい、またはCSSの任意の値を変更したいなど「理解して元に戻せる範囲」であれば自由にカスタマイズして大丈夫です。

ただし、誤って記述や操作によってWordPressがおかしくなる可能性もありますので、カスタマイズや編集した箇所を明確にメモしておくこと、もしくは元のデータをバックアップして、いつでも元に戻せるようにしておくようにしましょう。

必ずしもテーマテンプレートのPHPを編集する必要はない

WordPressの初心者のありがちなのが「テーマテンプレートのPHPを編集できないと、自由にデザインできない」というような思い込みを持つことです。

実際にはWordPressはテーマテンプレートを編集しなくても、後述する追加CSSやプラグインによってデザインをカスタマイズすることができます。

また、ひとつのテーマにこだわらず、いくつかのテーマを試してみるとカスタマイズすべき要素が少なくなったり、カスタマイズしやすいテーマを見つけやすくなったりします。

追加CSSで見栄えのほとんどは調整できる

WordPressのテーマのカスタマイズの項目に「追加CSS」があります。

この追加CSSに任意のコードを記述するとWordPresのデザインをカスタマイズすることができます。

そして、WordPress初心者の方ですと追加CSSで見栄えのほとんどを調整することができることを知らない場合が多いです。

注意点としてはテーマによってはマルチデバイス対応およびレスポンシブデザインの場合にスマートフォンやタブレットとパソコンでCSSの記述が分かれていることです。

パソコンのCSSは修正しただけでは、スマートフォンやタブレットのCSSには適用されない場合がありますので注意しましょう。

プラグインでウィジェットやパーツを増やすことができる

WordPress初心者の方ですとWordPressのプラグインはデザインに反映されないものばかりと誤解しがちです。

プラグインにはウィジェットやパーツを増やすことが可能なものがあり、いくつかのプラグインを組み合わせることで機能とデザインの両方をカスタマイズすることができます。

PHPによる記述をしなければ表現や再現できないようなサイドバーのパーツなどもプラグインで実装できることがありますので、よく調べてプラグインで代用できないかチェックしてみましょう。

ディスプレイサイズやデバイスごとの見栄えに意識が向いていない

WordPress初心者の方の場合、何となくはわかっていてもスマートフォンやタブレット、パソコンなどデバイスごとの見栄えに意識が向いていないことがあります。

テーマのカスタマイズの項目ではディスプレイサイズを変更して表示をチェックすることができるので必ず試しましょう。

その他、実際にスマートフォンやタブレットでもチェックすること、パソコンのブラウザの検証でもサイズを変更して確認することも試してみてください。

手元のデバイスで表示してみると「見出しが2行になってデザインがズレる」こともありますし、単純に「行間が狭く、読みにくい」ようなこともあります。

基本的にコンテンツは「どのデバイス・OS・ブラウザでも見やすいこと」を前提としてデザインすることが大切です。

まとめ:WordPressは知識と経験の度合いでカスタマイズ性や拡張性が変わるということ

今回はWordPressのデザインカスタマイズで初心者が気付きにくい初歩的な要素をご紹介しました。

WordPressは自由度が高いですが、言い換えれば知らないことが多ければ多いほど、カスタマイズしにくいということでもあります。

簡単そうな部分も初心者の方ですと気が付かない場合もありますので、まずはデフォルトの状態で何ができるのかチェックしましょう。

同時に初心者だからダメ!といったような文言の部分だからこそ、なぜダメなんだろう、どうすればカスタマイズできるんだろうと、何が課題でどう解決するのか考えるクセをつけることをおすすめします。

その他、デザインも大切ですが、記事やコンテンツの中身など、文章や画像も含めて「質」を高めることも忘れないようにしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事がWordPressのデザインをカスタマイズする時にお悩みの方のお役に立てれば幸いです。