コンテンツマーケティングに向き/不向きはある?Webメディアを運営する際の考え方
- columbusproject
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- 2021-09-02
コンテンツマーケティングは継続的に情報を発信できる仕組みであり、認知拡大や興味関心の向上が期待できます。
しかし、コンテンツマーケティングに挑戦してみたい、もしくはWebメディアを運営してみたいけれど、自分の業界・業種では向いてないのではと二の足を踏むこともあるでしょう。
今回はコンテンツマーケティングに向き/不向きはあるのか、そして業界や業種問わず、コンテンツマーケティングによるWebメディアを運営する際の考え方についてお話します。
コンテンツマーケティングに向き/不向きはあるのか?
はじめにコンテンツマーケティングに向き/不向きはあるのか?という点について簡単に説明します。
コンテンツマーケティング自体に向き/不向きはあるのか
コンテンツマーケティング自体に向き/不向きはありません。目的と用途、方向性がしっかりとしていれば、PDCAを回しながら改善できるのが理由です。
ただし、向き/不向きがないことと、やり方によっては効果が得られるか、目的を達成できるかは別です。効果や目的に応じてコンテンツマーケティングを運用しなければならないと言えます。
コンテンツ制作することに向き/不向きはあるのか
コンテンツ制作することに向き/不向きはあります。単純にパソコンが苦手、文章を作るのが苦手、画像や写真が苦手など、業界や業種によっては縁遠い作業であるのが理由です。
ただし、WordPressも含めて、コンテンツ制作するための仕組み、またはオンラインで情報を発信する仕組みは扱いやすくなっています。初めは慣れなくても、少しずつ覚えていくことで誰にでもコンテンツを制作できるようになるということです。
業界や業種によって向き/不向きはあるのか
業界や業種によっては、情報を発信するですとか、コンテンツ制作をするという基盤がなく、サイト運営などの技術的リソースがなければ不向きと感じることがあるかもしれません。
しかし、不向きだと感じる業界や業種であっても、企業や組織としての知見、経験、情報が豊富であり、発信の仕方を知らないだけの可能性も高いです。そのため、上手に情報を発信する方法を知ること、コンテンツ制作を継続的に行うことで、他のWebメディアではできないコンテンツマーケティングができる可能性が高まります。
業界や業種問わず、コンテンツマーケティングによるWebメディアを運営する際の考え方
次に業界や業種問わず、コンテンツマーケティングによるWebメディアを運営する際の考え方について解説します。
コンテンツ制作が難しいものだと身構えすぎないことが大事
向き/不向きがあると感じてしまう時点で、コンテンツ制作に関して苦手意識を持っている可能性があります。まずはコンテンツ制作が難しいものだと身構えすぎないことが大事です。
コンテンツマーケティングの基本は「ユーザーにとって有益な情報を発信すること」と「無理に商品やサービスの販売に結びつけないこと」にあります。販売促進の側面もありますが、あくまでも認知拡大や興味関心の向上、それらの土壌や基礎を作るものだと気軽に考えるのがおすすめです。
商品やサービスなどわかりやすい情報だけがアイデアやネタとは限らない
コンテンツマーケティングにおけるコンテンツ制作にありがちなのが「結局、商品やサービスのお話をしてしまうこと」です。自社サイトや自社ホームページに掲載する以上の情報をコンテンツマーケティングのコンテンツとして制作し続けることは難しく、すぐにアイデアやネタが枯渇してしまいます。
考え方としては、商品やサービスの紹介をするとしても、どのような経緯で生まれた発想なのか、どのような工程で作られているのか、どのような人が携わっているのかなど、裾野と視野を広げることが大切です。同様に関連する技術、仕組み、情報、キーワードなどなど、少しずつ拡大解釈しながら、あまり乖離しないように注意して、一貫性のあるWebメディアを目指すのが良いでしょう。
アクセスやPVを狙わない自然なコンテンツが制作できるのも強みになる
昨今では社員ブログや社長ブログなど、企業や組織の人がブログ記事を公式に発信することがあります。商品やサービスに携わる人の生の声は反響が良く、ユーザーとのつながりを強くします。
同様に不慣れであるとしても、アクセスやPVを狙わない自然なコンテンツはユーザーに喜ばれます。SEOや集客も大事ですが、人として人に伝えるための文章、人のためになり、人の役に立ち、人の喜ぶコンテンツを作れるのは強みになるということです。逆に言えば、アクセスやPVを狙い過ぎてしまう、または「結局は購入、課金させたいだけか」と思われるとユーザーに嫌われます。すぐにアクセスやPVにはつながらないとしても、コツコツとコンテンツ制作を行うこと、向き/不向きではなく、企業や組織としての在り方や良さ、思いや熱意など、商品やサービス自体では伝えきれないことを伝えることも時には重要だと理解しておきましょう。
まとめ:商品やサービスだけでなく、企業や組織における知見や経験を存分に活用しよう!
今回はコンテンツマーケティングに向き/不向きはあるのか、そして業界や業種問わず、コンテンツマーケティングによるWebメディアを運営する際の考え方についてお話しました。
コンテンツマーケティングはどの部分に着目するか、良い意味でどの程度拡大解釈するか、または働く従業員や役職の投稿もOKにするかなど、考え方を切り替えるだけでアイデアやネタが枯渇することはありません。
Webメディアも同様であり、単に商品やサービスの紹介だけでなく、企業や組織としての在り方、または従業員ブログ、社長ブログなど視野を広げてコンテンツ制作をすることで、長く、継続的に運営が可能です。コンテンツマーケティングやWebメディアとしての目的や用途を明確にしつつも、固定観念にとらわれないよう柔軟にコンテンツ制作を続けることをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が自社の業種がコンテンツマーケティングに向いているかお悩みのお役に立てれば幸いです。