WordPressでリード獲得のための集客ページを作成する際の7つの注意点
- columbusproject
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- 2020-09-17
WordPressはプラグインやテーマを組み合わせることで集客やマーケティングへの応用も可能なCMSと言えます。
しかし、ただ単にページを作成するだけではリードの獲得や集客、マーケティングに活用することが難しいのも事実です。
今回はWordPressでリード獲得のための集客ページを作成する際のポイントや注意点についてご紹介します。
リード獲得のための集客ページを作成する際の7つの注意点
それでは早速、リード獲得のための集客ページを作成する際の注意点を見てみましょう。
1.目的を明確にする=曖昧な目的や目標にしない
まずは目的を明確にすることから始めましょう。可能であれば数値化、数字で扱える要素を目標や目的にするのがベストです。
逆に曖昧な目的や目標は達成したのかどうか、または効果測定しにくいのでおすすめできません。
リードの獲得であれば、作成したページから問い合わせが何件、資料請求が何件など明確な指標となる数字を定めるのがおすすめです。
2.担当者に任せきりにせずマーケティングの一環として扱う
WordPressによるページ作成を担当者ベースで任せきりにしてはいけません。必ずマーケティングの一環として、企業活動や営業活動の一部として取り扱うことが大切です。
特にIT関連に疎い、または苦手とする業界や業種、世代や上司にありがちですので、体裁のために集客ページを作っておく程度の意識で終わらせないようにしましょう。
3.利益や売上につなげるための導線を模索
WordPressでLPやコンテンツを作成すること自体が目的になってしまことがあります。実際には運用次第で利益や売上になることを考えると、目的に応じて利益や売上につなげる導線を描くことが求められます。
また、顧客、ユーザー、閲覧者側が何らかのアクションを起こせる要素や気軽に問い合わせや質問ができるような要素を作っておくと良いでしょう。
リードの獲得に大切なのは集客ページで信頼してもらうこと、そして必要だと感じてもらうことです。
誇張表現はダメですが、しっかりと自社の商品やサービスのメリットを伝えるだけでなく、デメリットも提示し、問い合わせやチャット、メール、応募フォームなど、閲覧者側がアクションを起こしたいと考えたタイミングで遷移できるようなデザイン配置を行ってください。
4.コンテンツマーケティングは定期的なアップロードが必須
並行してコンテンツマーケティングを展開したいと考えているのであれば、定期的なアップロードが必須であると覚えておきましょう。
何ヶ月も何年も新しいコンテンツがアップロードされていないような状況にしてはいけないということです。
例えば
などでコンテンツの定期的なアップロードが比較的容易になります。
リソース不足、人材不足であれば社内や組織内のみでコンテンツを作成するのではなく、フリーランスや外部委託、外注に頼るのもおすすめです。
5.可能であれば並行してSNSを運用し、連携して露出を増やす
WordPressでページを作成したタイミングにもよりますが、いきなりはアクセスが見込めないのも事実です。
可能であれば並行してSNSを運用し連携、露出や広告する場を増やすことをおすすめします。
特に昨今では企業や組織、ブランドやメーカーがSNSアカウントで人気が出ているケースもあります。
SNSの投稿から集客ページに誘導、その後、利益や売上の導線につながるような工夫、仕組みを考えましょう。
6.ドメインの取得と企業や組織として適切なSSL認証レベルの利用
忘れてはいけないのがドメインの取得と企業や組織として適切なSSL認証レベルの利用です。
特にSSL認証レベルについてはhttps化できれば良い程度の認識ですと、なりすましやフィッシング詐欺などの被害につながってしまう恐れがあるので注意しましょう。
集客ページに加えて問い合わせや資料請求などで個人情報を預かる場合は最低でも企業実在認証が必要です。もし、将来的に会員登録やショッピング機能を追加したいのであれば、その一つ上のEV認証の利用も検討しなくてはなりません。
SSLの認証レベルについては、わからない、知らないままにせず、必ず下調べをしてから適切なレベルを選ぶことをおすすめします。
お時間がある時に当サイト内の下記コンテンツもご参照ください。
WordPressで自社サイトを構築する時のSSLサーバ証明書の選び方について
7.アクセス解析や効果測定、PDCAによる改善を忘れない
WordPressで集客ページを作って終わりしないためにも、アクセス解析や効果測定を行うこと、PDCAによる改善を忘れないようにしましょう。
実際に集客ページとなるLPやコンテンツマーケティングの各コンテンツページ、配置した問い合わせや応募フォームに遷移するボタンなど、利益や売上につながるまでの要素を理解し、より効果的なデザイン配置や文章、コンテンツにすることを意識すべきということです。
また、リード獲得のための集客ページに限らず、すぐに効果が出ないこともあります。
即時の効果を期待するのではなく、中長期的な効果を狙うこと、じわじわと育てるようなイメージを持つことが大切です。
まとめ:リード獲得のための集客ページは「育てる」という意識が大切
今回はWordPressでリード獲得のための集客ページを作成する際のポイントや注意点についてご紹介しました。
Webマーケティングについて調べていると、すぐに効果が出る、利益につながるといったような文言を目にすることもあるでしょう。
コンテンツマーケティングや集客ページ、LPにおいても同様であり、とりあえず作成すればプラスになるんだろうと安易に考えてしまうことも否めません。
実際にはリード獲得のための集客ページは育てるという意識を持つこと、すぐに効果が出るというより、安定して売上や利益につながる仕組みとして取り入れるものだと考えるべきであり、その他のプロジェクトやマーケティング施策と同様に効果測定とPDCAは必須だということです。
いつでも、どこでも、誰でもアクセスできるインターネットだからこそ、アクセスした人がこの商品が欲しい、このサービスを使ってみたいなどなど、アクションを起こしたくなるような工夫をすることをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事がWordPressでリード獲得や集客など、マーケティングに活用したいとお考えの方のお役に立てれば幸いです。