
【2019年版】コンテンツマーケティングで成果を出すための戦略
- columbusproject
- Photo:
- 2019-05-17
ワードプレスは、Webメディア・コーポレートサイト・ECサイト等、どんなサイトも作れる万能なCMS。
実際には、近年インターネット業界でブームになっているコンテンツマーケティングに取り組んでいる方が多いのではないでしょうか?
SEO対策への介入要素も多く、SEOに有利なテーマやプラグインも豊富にリリースされており、ワードプレスはコンテンツマーケティングのトレンドのツールとなっています。
今回の記事は、2019年のコンテンツマーケティングにおいて、より高い成果を出すための情報をまとめました。
ぜひ参考にしてみて下さい。
最も要(かなめ)となるのはコンテンツの品質!
結論から申し上げますと、これまでと同様に、コンテンツの質がSEOにおいて重要なのは、2019年も変わりません。
ユーザーのベネフィットになる上質なコンテンツを地道に作成して充足してゆくことが、最も効果的な対策です。
コンテンツマーケティング(コンテンツSEO)の施策は数多くありますが、コンテンツの品質を疎かにして、上位表示に成功したり、メディアのCTAが向上したりすることは、こんにちではまずありません。
Googleのアルゴリズムが進化して、より精度が高くなってきている昨今、かつてのような小手先のようなテクニックは通用しなくなっています。
逆に言えば、熱心にリソースを注ぎ込んで、上質なコンテンツの制作に注力することができれば、万人にコンテンツマーケティングで成果を上げることができるチャンスだと言えます。
繰り返しになりますが重要なので述べます。
コンテンツの品質にこだわることこそが、コンテンツマーケティングで成果を出すための最大のポイントであり、ライバルに差をつけることができる部分です。
コンテンツマーケティングで成果を出したいなら、手間と時間を惜しまず、情熱をもってコンテンツ制作を行いましょう!
アップロードしたコンテンツはどのくらい読まれているかを定期的に計測して、常に改善を重ねてブラッシュアップしてゆく姿勢も重要です。
メディアの構成も重要
Webメディアはコンテンツの集合体です。
個人メディアであろうが企業のオウンドメディアであろうが、情報発信を行うにあたってメディア全体の設計・構成は非常に重要な要素です。
特に、ビジネスが目的のメディアであれば、ユーザーが次々にメディア内を回遊して、欲しい情報を得られるような設計を行うことが重要です。
抑えるべきポイントをまとめました。
・メディア全体のテーマに一貫性がある
・カテゴリ分けしてコンテンツが分類されている
・主張がはっきりしていて、ユーザーが納得するコンテンツで構成されている
逆に言えば、雑記ブログのような毎回テーマがバラバラで一貫性が無く、また主張があいまいなサイトは、何か特別な理由がない限りあまり読まれません。
闇雲に記事数だけ増やしてもメディアの設計が悪いと、コンテンツマーケティングで成果を出すことは難しいでしょう。
せっかく手間をかけてコンテンツを作るのなら、ユーザーにたくさん読まれるメディアを作りたいですよね?
理想は、「しっかりと情報設計されていて」「すべてが上質なコンテンツで構成されている」Webメディアです。
幸いWebメディアは書籍のように出版したら終わりではありません。
反響を見ながら改善を繰り返すことが容易にできますので、地道にPDCAを回して(改善に改善を重ねて)強いメディアを作っていきましょう!
2019年で意識したいこと
どこの企業も躍起になってコンテンツマーケティングに取り組んでいる昨今、少しでも競争優位性を発揮するためには、トレンドを把握しておく必要があります。
2019年のコンテンツマーケティングで意識しておきたいポイントを以下にご紹介します。
・クロスメディアでの展開
近年はWebメディアを活用してのマーケティングに加えて、クロスメディアマーケティングと呼ばれる、様々なメディアを複合的に活用する狙う手法が注目されています。
それぞれの媒体が単独で訴求するよりも、相乗効果を発揮することにより高いマーケティング効果が期待できる手法です。
コンテンツマーケティングと親和性が高く、WebメディアをベースにSNSやWeb広告、時にはオフラインの媒体とクロスさせることにより、効果的な訴求へとつなげることができます。
競争の激しいコンテンツマーケティングにおいて、独自性を発揮したり差別化を図ったりするのに有効な戦略です。
・オリジナリティ
コンテンツの質が高くても、似たようなコンテンツのリライトである場合や、類似サイトとの差別化ができていない場合には、検索エンジンからも評価されにくくなってきています。
上質なコンテンツを作成することはもちろん大事ですが、他社に真似のできない、オリジナリティのあるコンテンツを作成することも意識しましょう。
・モバイル重視
スマートフォンやタブレットの普及が進み、2018年3月にGoogleは検索順位の評価基準を大きく変更しました。
モバイルファーストインデックスと呼ばれるインデックス方式なのですが、これまではPCサイトを基準に検索順位が決められていたのですが、これからはスマホサイトを基準に評価がされるという内容です。
つまり、スマホで上位表示されるサイトは、PCでも上位表示されるということです。
これまで以上に、サイトをレスポンシブ対応させることや、スマホサイトでの視認性や可読性等のユーザビリティを意識して、サイト制作に取り組まなければいけません。
モバイルを軽視しているサイトはまだまだ多く、モバイルファーストインデックスを知らない企業もありますので、意識して取り組めば差別化に繋げることができます。
・信頼性
近年の傾向として、コンテンツの質が重要なのはもちろんですが、内容の信憑性をはじめ、「誰が書いたか?」「サイトを公開している企業は?」「顔出ししているか?」等が重視されている傾向にあります。
つまり、いくら上質なコンテンツだとしても、どこの誰が書いたか分からない匿名サイト等は、評価されにくくなってきているということです。
実際に、信頼性のある企業・公共機関のサイト等が上位に表示されやすくなっている現象が確認されています。
特にYMYL(Your Money, Your Life)と呼ばれる、「健康」「医療」「投資」等のヒトの人生を左右されるようなジャンルにおいては、この傾向は顕著です。
・ブランディング
信頼性が重視されるようになり、企業や公共機関のサイトのみしか戦えないかというと、そうでもありません。
上位表示に成功して、多くのコンテンツを読まれているブロガーや情報発信者もたくさんいます。
ポイントは、彼らがブランディングに成功しているということ。
GoogleはE-A-Tと呼ばれる基準を設けており、これは「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「trustworthness(信頼性)」の頭文字を取った造語です。
個人ブロガー等でも上位表示に成功している方は、ブランド化されるほどユーザーにベネフィットのある情報をたくさん発信して、E-A-Tを高めていると捉えることができます。
ブランディングは一朝一夕でなせる業ではありませんが、もちろん企業のコンテンツマーケティングにも当てはまりますので、確固たるポジションを構築できるほどのコンテンツを発信するつもりで取り組みを続ければ、決して不可能ではありません。
基本的な施策も忘れずに!
これまでご紹介してきた施策はもちろん重要なのですが、少しでもマーケティング効果を高めるために、基本的な施策も忘れずに実施しておきましょう。
具体的には、「タグ・タイトル・内部リンク等を最適化する内部施策」、「被リンクや外部SNSとの連携といった外部施策」、「SEOに有効なテーマやプラグインの活用」等です。
これらの施策は地味で大きな効果こそ得られませんが、コンテンツ作成やメディア設計と違って、「マニュアル通りに実行さえすれば効果が得られる」施策です。
やるかやらないかだけで差が出る部分ですので、これらの施策も必ず実施しておきましょう!
Google公式ガイドラインもチェックしよう!
今回ご紹介したコンテンツマーケティングのポイントは、Googleの公式ガイドラインをベースとした考え方です。
Googleの検索エンジンを攻略するのだから、Google公式が公開している情報を参考にすることは非常に重要です。
一昔前は、検索エンジンを騙すようなブラックハットと呼ばれる手法が流行った時期もありましたが、アルゴリズムが進化した現在では一切通用しません。
上位表示したいなら、原則Googleの品質評価基準に従って、正攻法でサイトを作っていきましょう!
Google公式ガイドラインを精読することで、SEOについての基本的な考え方はもちろん、随時行われるアップデートによる変化までを把握することができます。
是非、定期的にチェックすることをオススメします。
まとめ
2019年のコンテンツマーケティングで、成果を出すために抑えておきたいポイントについて解説してきました。
コンテンツマーケティングがブームになって数年経ちますが、上質なコンテンツを足してゆくことが最も効果的な施策という根本は変わっていません。
それどころか、Googleのアルゴリズムもどんどん高い品質を求めるようになってきており、この傾向は今後も強まっていくことが考えられます。
正しい努力を積み重ねることが成果を出すための一番の近道です!
今回の記事も参考に、是非コンテンツマーケティングの最大化に取り組んでみて下さい。

【2019年版】 コンテンツマーケティングで 成果を出すための戦略
WordPressはどんなサイトも作れる万能なCMS。実際にはインターネット業界でブームになっている コンテンツマーケティングに取り組んでいる方が多いのではないでしょうか?
本資料は、2019年のコンテンツマーケティングにおいて、 より高い成果を出すための情報をまとめました。