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コンテンツマーケティングで確実に結果を出すための目標設定と数字管理表について



コンテンツマーケティングは継続的かつ持続的に積み上げることで、着実にアクセスやPVを増やし、最終的には利益や売上を増やすマーケティング手法です。

新年度だからこそ、コンテンツマーケティングで確実に結果を出すために、目標設定と数字管理表について学んでおきましょう。

今回はコンテンツマーケティングで確実に結果を出すための目標設定と数字管理表の基本についてお話します。

コンテンツマーケティングで確実に結果を出すための目標設定

はじめにコンテンツマーケティングで確実に結果を出すための目標設定について解説します。

前提として「アクセスやPV=潜在的な顧客層の分母が増えなければ、結果が伴わないこと」を意識した目標設定を考えてみる

ビジネスの大前提とも言えますが、まずは知ってもらうこと(認知)がスタートであり、次に興味関心を引き出し、購買意欲を高めてもらうことで、結果的に商品の購入や有料サービスの利用など、利益や売上がアップすることが挙げられます。

コンテンツマーケティングで言えば、アクセスやPVが増える=潜在的な顧客層を増やすことが「認知」であり、コンテンツによって興味関心を引き出し、まずは見込み客の分母を増やすことが目標設定の第一段階ということです。言い換えれば、見込み客を顧客に成長させ、商品の購入や有料サービスの利用する絶対数を増えることを意識しつつ、段階ごとに目標設定を行うべきということです。

KGI(Key Goal Indicator - 重要目標達成指標)による最終的な目標設定

コンテンツマーケティングの目標設定については、さまざまな手法がありますが、まずはゴールであるKGI:最終的な目標設定を行いましょう。

例えば、コンテンツマーケティングを通じて、商品の購入や有料サービスへの申し込みをどれくらい増やしたいか、金額ベースでどれだけ達成すべきかを明確にすると良いでしょう。大まかではありますが、日ごとに何個売れるのか、週間でどれだけ売れそうか、結果的に1ヶ月でどれだけ売れるかなど、個数や金額による数値で設定することが大切です。

KPI(Key Performance Indicator - 重要業績評価指標)による段階的な目標設定

KPIとはKGIに達するまでの段階的な目標を指します。例えば、ゴールであるKGIの数値として、月間300個の商品を売るのを目標としたとします。単純に30日で割れば、1日10個販売すれば、目標が達成されます。しかし、1日10個を売るといっても、日ごとのアクセスが10回ほど、そのすべてが100%商品を購入する可能性が低いのは明白です。

そのため、まずは1個の商品が売れるためには、どれくらいのアクセスやPVを増やすべきなのか試算する必要があります。例えば、1000アクセスで1件の割合であれば、1000アクセスを達成するためにどのような段階的な目標を立てるべきかが見えてくるのです。同様にコンテンツごとの影響の違いも数値化し、どのようなコンテンツが効果的なのか、リーチしやすいのか、月に何本コンテンツを作成する必要があるかなど、数値化できるデータを集めた上で、段階的な目標を設定しましょう。

コンテンツマーケティングで確実に結果を出すための数字管理表の基本

次にコンテンツマーケティングで確実に結果を出すための数字管理表の基本について解説します。

Excelやスプレッドシートで日別・週別・月別・年別で切り分ける

まずは大まかな図表を作成し、数値の見える化を行いましょう。日別・週別・月別・年別など、時間軸による切り分けで、それぞれKGIとKPIが達成されているかを明確にするのがおすすめです。

重要なのは数値もしくは数字で管理表を作成することです。曖昧な表現では表やグラフにできないので当然ではありますが、具体的に何をしたら、どのような数字になるのかを精査し、把握した上で盛り込むと良いでしょう。

PVやアクセス、公開したコンテンツ数、実際の売上・利益への影響など効果測定

月間で作成したコンテンツの数、増えたPVやアクセスの数、商品の売上個数など、それぞれがそれぞれにどのような影響があるのか分析しましょう。例えば、1日1本コンテンツを作成すれば月間で約30本、30本公開したことで得られたアクセス数やPVはどれくらいなのか、そして結果的に商品が何個売れたのかを計算すれば、どこに力を入れるべきか見えてきます。

ただし、コンテンツマーケティングは「数打てば当たる」というものではなく、質も重要です。潜在的な顧客層の検索ニーズに答えているか、ターゲットやペルソナに合致しやすい層にリーチするかも精査し、キーワードや共起語を設定、企業や組織としてふさわしいボリュームとクオリティが両立できるようなコンテンツ制作体制を整えることを忘れないようにしましょう。

効果測定の結果に基づいて、柔軟に目標設定を変更することやコンテンツの方向性を変えていくことも重要

単純な話、アクセスやPVが増えているのに商品が売れないのであれば、コンテンツから商品の購入への導線を精査することで、商品が売れる可能性を高めることができます。同じくアクセスが少ないのであれば、コンテンツの本数だけでなく、SNSを利用して告知や情報発信するなど、検索流入以外でアクセスアップする手法に力をいれると効果が出る可能性があります。

同様にその都度、到達できる目標設定にしたり、数字管理表を参照しつつ、無理なくKPIもKGIも達成できるような環境にすることも大切です。明らかに到達できない数字や目標ですと、結果や成果が出ていないように感じてしまいますので注意してください。

まとめ:ゼロからイチの先にある目標設定と質&量のバランスを考えてコンテンツマーケティングを継続しよう!

今回はコンテンツマーケティングで確実に結果を出すための目標設定と数字管理表の基本についてお話しました。

コンテンツマーケティングはコンテンツが増えることで、ゼロからイチにすることができる手法とも言えます。だからこそ、質と量のバランスを考えつつ、継続的かつ持続的にコンテンツ制作を行うことが大切です。

無理のないコンテンツ制作をするためにも、到達しやすい目標設定をしつつ、しっかりと数字や数値で見える化を行い、効果検証と改善を繰り返すことをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事がコンテンツマーケティングで結果を出すにはどうすれば良いかお悩みの方のお役に立てれば幸いです。