WordPressで企業やブランドとして情報発信する時の5つのポイント



WordPressで発信された情報はインターネット上で世界中の人が閲覧する可能性を秘めています。 だからこそ、企業や組織、またはブランドやメーカーとしての自覚を持ちながら情報を発信する必要があることを忘れてはいけません。

今回はWordPressで企業やブランドとして情報発信する時に理解しておきたい5つのポイントをご紹介します。

1.企業やブランドとしての責任を忘れないこと

WordPressで企業やブランドとして情報を発信する場合、最初に意識したいのが「責任」という部分です。 例えば、WordPressでコーポレートサイトやブログを構築して情報発信する場合、発信された情報は企業やブランドとしての公式情報として受け止められます。 もし、誤った情報を発信してしまった場合はしっかりと訂正して謝罪なども含めた情報発信をすることが大切です。

2.企業やブランドとしてのイメージを崩さないこと

WordPressでコンテンツマーケティングや社員ブログ、または社長ブログなどを運営する場合、記事を作成する担当者の性格や口調が色濃く出てしまうことがあります。 それはそれでおもしろくもあり、ユーザー受けすることもありますが、基本的にはブランドのイメージを崩さないよう注意しましょう。 また、あえてブランドイメージを崩してみたり、フレンドリーな雰囲気を作りたい場合も充分に練り込んでから情報を発信することが大切です。間違っても記事を作成する担当者が自身の判断のみで公開してしまうような体制にしないこと、誰かのチェックを得なければ公開できないような仕組みにしておくことが重要です。

3.共有やシェアによる拡散を甘く見ないこと

昨今では各種SNSの影響を意識したコンテンツ作りも増えてきました。また、顧客やユーザー自身も共有やシェアによる恩恵を享受していることもあり、気軽に情報の拡散を手伝ってくれる時代でもあります。 だからこそ、ポジティブな拡散となる工夫を凝らすと同時に、ネガティブな拡散にならないよう注意が必要です。 特に社員ブログやコンテンツマーケティングにおいては、バズを狙ったつもり、ウケを狙ったつもりが、結果的にネガティブな拡散につながり、炎上してしまう可能性も決してゼロではありません。 また、企業として正しい情報発信だとしても、言い方や伝え方次第で悪い方向に曲解されてしまい、やはり結果として炎上してしまうケースもあります。 このことからも、充分なチェック体制と公開するタイミングで第三者によるチェックが必須であると理解しましょう。

4.マーケティングへの導線を常に描くこと

コンテンツマーケティングや社員ブログなどを運営する場合は必ずマーケティングの導線を常に描くようにしましょう。 もちろん、まずは認知してもらうこと、または役立つ情報によって興味関心を育てることも充分にリードを育てることに役立ちますが、その先のマーケティング施策も考えておくとリード獲得から育成、優良顧客へとつなげていくことも可能です。 例えば、問い合わせや資料請求につながるリンクを設置したり、メルマガへの登録などが挙げられます。 同時にすべてを始めることはできなかったとしても、戦略を立てておいて導線をイメージしておけば、PDCAをまわしていく時も効率的かつ有効な改善や修正ができるはずです。

5.地道で誠実な積み上げを心がけること

コーポレート的な公式情報の発信以外で、例えばコンテンツマーケティングにおいては地道で誠実な積み上げを心がけることが重要です。 特にアクセスが伸び悩む場合などに注意が必要であり、最終的には企業やブランドとしての売上や利益につながることは意識するべきですが、閲覧したユーザーに役立つこと、もしくは企業やブランドとしての価値を高めることなども並行して意識しておくべきと言えます。 コンテンツマーケティングにおいては直接的に企業やブランドとしての技術力の高さや雰囲気の良さを伝えられる場合もあるため、それなりの文量と内容となるように記事設計し、コンテンツとして楽しめたり、役立ったりするようなクオリティを維持しながら、地道にコツコツとアップするのがおすすめです。

まとめ:企業やブランドとしての情報発信をポジティブなものに

今回はWordPressで企業やブランドとして情報発信する時の5つのポイントをご紹介しました。 現代では情報化社会であることから、顧客やユーザー自身が情報の取捨選択を自由に行うことが可能であると同時に、顧客やユーザーが得られる情報に限界が来ている段階でもあります。 せっかく、自社のWordPressに閲覧してくれたのに、覚えてもらうことができなかったり、認知や興味関心につながらなければ意味がありません。

顧客やユーザーに覚えてもらうこと、何らかの形で心に残るようなコンテンツ作りを忘れないことが大切です。