WordPressでインバウンドマーケティングを意識したコンテンツ制作をする際のポイント
- columbusproject
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- 2021-09-27
WordPressは工夫次第でさまざまなマーケティング施策を行うことができます。
特にWebおよびオンライン上でのマーケティングに強いため、コンテンツマーケティングやインバウンドマーケティングとの相性が抜群です。
今回はインバウンドマーケティングに関する基礎知識、そしてインバウンドマーケティングを意識したコンテンツ制作のポイントについてお話します。
インバウンドマーケティングに関する基礎知識
はじめにインバウンドマーケティングに関する基礎知識について簡単に説明します。
インバウンドマーケティングとは何か
インバウンドマーケティングとはリードジェネレーション(見込み客の獲得)やリードナーチャリング(見込み客の育成)を主軸としたマーケティングの手法です。
Webやオンライン上では潜在的な顧客層が数多く存在しているものの、アプローチやプッシュを行わなければ顧客やユーザーの獲得につながりません。インバウンドマーケティングによって、潜在的な顧客層に自社の商品やサービスを発見してもらうこと、興味関心を持ってもらうことで、商品の購入や有料サービスへの課金につなげることが期待できます。
WordPressとインバウンドマーケティングの相性
WordPressは拡張性やカスタマイズ性が高いため、工夫次第でサイト上でさまざまなマーケティングを行うことが可能です。プラグインの導入やデザインのカスタマイズによって、インバウンドマーケティングの実装・実現もそう難しくないため、相性が良いのは間違いありません。
例えば、フォームやチャットボットを設置できるプラグインを導入するだけでも、リードの獲得やリードの育成につながるマーケティング施策が行えるため、単にコーポレートサイトや商品およびサービスの紹介のみで終わらせているのはもったいないと言えます。
コンテンツマーケティングとインバウンドマーケティングの相性も良い
インバウンドマーケティングのスタート地点は「潜在的な顧客層に発見してもらうこと」です。そのため、コンテンツマーケティングとの相性がとても良く、組み合わせることで認知拡大・興味関心の醸成、リードの獲得・リードの育成という流れを実現することができます。
一例として、まずはコンテンツマーケティングによって「潜在的な顧客層に有益な情報を提供」し、情報を介して自社のことを知ってもらう。興味関心が醸成できるように、コンテンツを充実させておく。このふたつとフォームやチャットボットと組み合わせることで、コンテンツマーケティングで集客しつつ、インバウンドマーケティングでリードの獲得と育成を行うといった連携を可能とします。
インバウンドマーケティングを意識したコンテンツ制作のポイント
次にインバウンドマーケティングを意識したコンテンツ制作のポイントについて解説します。
自社アピールとコンテンツマーケティングを完全に切り分ける
インバウンドマーケティングでは自社アピールも大事ですが、コンテンツマーケティングの場合は完全に切り分けることをおすすめします。例えば、コンテンツ内で自社アピール、自社の商品やサービスの紹介を積極的に行うのではなく「ユーザーに利益のある情報」に主軸をおいてコンテンツ制作することが大切です。
同時にサイトの枠組みやデザイン配置として、フォームやチャットボットを配置するものの「結局はお金か」と思われないように自然に配置することも重要です。あくまでもユーザーに寄り添うこと、無闇にアピール・アプローチ・プッシュするのではなく、反応があったら対応するというイメージを持ちましょう。
コンテンツ制作の際は「情報の深さ」か「ボリューム」のどちらかを重視する
コンテンツ制作にありがちな間違いとして、狭く浅いコンテンツになってしまうことがあります。ユーザーにとって情報量や情報の深さが物足りない場合、心に残りませんし、何よりも「感謝・嬉しい・楽しい・役に立った」につながりません。
コンテンツごとの文章量を調整しつつも、どこまで情報を深堀りしたほうが読み応えがあるのか、もしくは浅くても広い範囲をカバーして面白みを持たせるかなどの工夫をしてみてください。
ブランドイメージを意識しつつ、二番煎じや「どこかで見た」コンテンツにならないように注意
コンテンツ制作においては、どうやっても「他の企業や組織とネタやアイデアが被る」ことがあります。この点については必ずしもユニーク(唯一)で独自の情報や最新の情報にこだわりすぎても、コンテンツマーケティングしにくいことがあるので注意しましょう。
その上で自社の強みやイメージをコンテンツに反映し、同じような情報であっても二番煎じやどこかで見たようなコンテンツにならないようにしてみましょう。実際、完全に新しいネタ・アイデアのみに固執するよりも、新しい目線、新しい視点、新しい書き方や表現によって、自社独自のコンテンツの味付けができるようになった方が、作る側も見る側も楽しいコンテンツになるということを覚えておきましょう。
まとめ:ユーザーに有益であるコンテンツの制作と心に残る情報の発信を行うことが大事!
今回はインバウンドマーケティングに関する基礎知識、そしてインバウンドマーケティングを意識したコンテンツ制作のポイントについてお話しました。
インバウンドマーケティングはサイトやコンテンツ自体で集客することがスタートであること、リードの獲得やリードの育成はその後に付いてくるものと言えます。
まずはコンテンツを充実させ、アクセスを増やすこと、その前後でフォームやチャットボット、ホワイトペーパーや資料請求などを設置し、ユーザーのニーズにカウンターするような形でいつでも対応できるよう準備しておくことをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事がWordPressでインバウンドマーケティングを実践したい方のお役に立てれば幸いです。