• トップ
  • マーケティング
  • 【2019年最新版】会員サイト活用にオススメのビジネスモデルと成功のポイントをまとめて解説!

【2019年最新版】会員サイト活用にオススメのビジネスモデルと成功のポイントをまとめて解説!



インターネットが世の中に浸透してきて、ビジネスの形も大きく変化しつつある時代です。そんななかで、近年急速に台頭してきたのが、インターネットを活用した情報発信やコンサルティング、デジタルコンテンツ販売等のインフォビジネスです。

インターネットを活用すれば、少ない資金で多くの人々に価値を提供することができるインフォビジネスは、大手企業だけではなく小規模事業者の方や個人の方にもアイディア次第でチャンスがあるのが魅力。実際に成功を収めている事例も数多くあります。

そんなインフォビジネスに取り組むにあたって非常に有益なソリューションが、会員サイトです。今回は、会員サイトの概要から活用できるビジネスモデル、そしてそれぞれのビジネスモデルに会員サイトを活用するメリット、会員サイト成功のポイントと注意点までをご紹介します。

 

そもそも会員サイトとは?

会員を集い、一定の会費を徴収してサービス提供を行う会員制ビジネスは昔からありました。こちらをインターネットを活用して行うためのサイトが、会員サイトです。

通信販売やデジタルコンテンツ提供、レッスン・講座系ビジネスやITツールの提供等のビジネスモデルと非常に相性が良く、近年では多くの法人・個人が会員サイトを活用してビジネスを行っています。

会員サイトにはログイン機能・決済機能・限定コンテンツ配信機能・メール配信機能・ポイント付与機能・クーポン利用機能といった、オンラインで会員制ビジネスを行うための必要な機能が備わっており、近年では会員サイト専門のASPやワードプレスのプラグインを活用することで、比較的手軽に構築することができます。

低コスト・低リソースで管理運用できるため、運営側は提供するサービスやコンテンツの作り込みやクオリティ向上に集中することができるほか、さまざまな販売戦略を活用できるといった特徴があります。

 

会員サイトに適したビジネスモデルとメリット一覧

会員サイトを活用した方が良いビジネスモデルにはどのようなものがあるのでしょうか?この章では、成功事例を参考に、会員サイト活用により好ましい効果が期待できるビジネスモデルとそのメリットについてできるだけ網羅してみました。

自社のビジネスモデルと照らし合わせて、会員サイト導入の可否やプラン設計に役立ててみて下さい。

 

・オンラインセミナー・講座・レッスン

会員サイトが最も多く活用されているのが、こちらのいわゆる教室系ビジネスです。会員サイトと非常に相性が良いため、ほとんどの教室系ビジネスに適用することができます。

映像で何度でも学習できるのがユーザー側のメリットであり、提供側も同じセミナーや講座を何度も開催する必要が無く、リソースを削減してコンテンツのクオリティ向上に集中できるといったメリットがあります。

アイディア勝負のビジネスモデルであるため、提供するサービスの属性にマッチした集客と顧客満足の獲得ができれば、個人でも大きな成功が期待できるビジネスモデルです。

 

・コンサルティング・サポート

対面指導(オンライン含む)のコンサルティングやサポートといった、きめ細やかな対応が求められるビジネスにおいても、会員サイトは有効活用することができます。コンサルティングやサポートのアフターフォローに活用して、顧客満足度を高めるのに役立ちます。

1回あたりのサービス提供に非常に労力がかかるビジネスモデルであるため、都度の課金の手間や情報の共有といった部分を、会員サイトでフォローする戦略が効果的です。

具体的には、月額定額でなんども質問やサポートを受けることができるようにしたり、コミュニティへの参加や共通の情報の配信をしたりといった施策が挙げられます。

お得感による顧客満足度の向上、コミュニケーションの活性化、顧客の囲い込み、都度課金することによる顧客の離脱を防げるといったメリットがあります。

 

・デジタルコンテンツ販売

有料で音楽・動画・PDF等を提供するのがデジタルコンテンツ販売のビジネスモデルです。誰もが知るところだと、Amazonが様々な映画やアニメ、電子書籍等、物販以外の多くのデジタルコンテンツを取り扱っています。

月額会員で販売したり、個別に販売したりといった柔軟な販売手法に対応できるビジネスモデルであり、お得感があるため多数の登録が見込めるサービスに適しています。

大手でないと実現できないようなイメージがありますが、ビジネスノウハウをはじめとした有益な情報を扱っている方や、アマチュアアーティストの方、Web小説の発信など、一定のユーザーが見込める場合には会員サイトを活用する価値は十分にあります。

 

・定期購入商材

化粧品・サプリメント・健康食品といった継続的使用が見込める消耗品は、定期購入機能を有した会員サイトを構築して販売する手法が効果的です。

一度登録してもらって、ユーザーが商品を気に入ってくれたら継続課金が見込めるため、成功すれば安定した売上が期待できるビジネスモデルです。また、ユーザー側にも商品が気に入ったら、毎回購入手続きの手間なく買い物できるといったメリットもあります。

ずっと使ってもらえる魅力的なプロダクトを扱うのが、定期購入の成功のポイントです。新規登録の敷居を下げるため、お試しサンプルや返金保証を付けたり、定期購入期間に応じた会員ランクアップ等の施策も効果的です。

 

・会員機能付きネットショップ

モール型だけでなく、独自ドメインで運営しているネットショップも、多くは会員登録機能を付加しているのが当たり前となってきました。

会員登録は強制ではありませんが、登録すると会員向けの割引やクーポン、ポイントが適用できたり、購入の都度氏名や住所等の個人情報入力の手間を省くことができたりします。

お得感や限定感の演出、利便性の向上、一般会員との差別化にも繋がり、効果的な販促に繋げることもできる手法です。メールマガジン等によるお知らせにより、リピートを促すこともできます。

ユーザーが会員登録したくなるような仕掛けをいかに作るかがポイントとなります。

 

・会員限定ネットショップ

こちらは会員でないと購入できない商品・サービスを販売するビジネスモデルです。

顧客をランク付けして、上位ランクでないと買えない商品を用意したり、プレミア感を演出したりといった販売手法が効果的で、ブランド品や貴金属等の高価な商品に適しています。あえて会費を徴収することにより安定した売上を確保して、商品単価を下げたりキャンペーンやセールイベントを打ち出したりといった戦略も実行できます。

会員でないとサービス内容が見えないため、いかに集客をして新規登録ユーザーを増やすかを考える必要があります。ハイクオリティな商品を扱ったり、顧客満足度を高めてサイトをブランディングしたりして、新規登録したくなるようなバイラルをいかに発生させるかが重要な戦略となります。

 

会員サイトビジネス成功のポイントと注意点3つ

会員サイトの事例の数々をご紹介してきましたが、成功している会員サイトビジネスにはいくつかの共通点があります。

こちらを疎かにしてしまうと、せっかく構築したサイトが集客できなかったり、会員が離れていったりして失敗してしまう確率が高まります。

以下にピックアップしてみましたので、是非参考にしてみて下さい。

 

・上質なサービスの提供は必須

会員サイトを活用しているビジネスモデルはたくさんありますが、成功しているサイトはどれも上質なサービスを提供しています。

ユーザーはわざわざ会員になってお金を支払ってサービスを受けるのですから、ありきたりなサービスや他でもあつかっているサービスだと、満足してもらえません。

顧客満足度は売上アップだけではなく、バイラル(口コミ)によるビジネスの成長の可否にも関わってきますので、非常に重要な要素です。自社で提供できる渾身のサービスを提供するつもりでサイト運営に取り組みましょう。独自性や他者との差別化も重要となってきます。

 

・飽きさせない工夫が必要

会員サイトは、ユーザーに継続的にサービスを利用してもらって、継続的課金によるLTVの向上を図ってこそ真価を発揮します。そのためには、サイトを作って終わりではなく、定期的にコンテンツやサービスを更新したり、新しい情報を発信したりといった努力の継続は欠かせません。

他にも、ユーザーが会員を継続したくなるような、「動画見放題」「サポート受け放題」「会員限定の最新情報」「秘匿性の高い情報」「会員限定クーポン・割引・特典」といった、会員ならではのお得感や限定感、特別感を感じてもらう工夫も重要となります。

 

・真摯なサービス提供や対応が重要

会員サイトは継続課金を期待したビジネスモデルですが、拝金主義の方針では成功しません。顧客との連携を強化してビジネスを成長させるモデルであるため、期待を裏切るようなサービスや手抜きのサービス、トラブル発生時の不誠実な対応等はユーザーとの信頼関係を簡単に損ないます。

「登録させれば課金できるからOK」等の考え方は論外です。会員となってくれた顧客を大切にする姿勢、何かイレギュラーがあった際にもキチンと対応する姿勢が、ユーザーからの信頼を獲得して、継続的なサービス利用に繋がることを常に意識しておくことが重要です。

 

まとめ

インターネットを活用したインフォビジネスやECビジネスを加速する、会員サイトとオススメのビジネスモデル、成功のポイントから注意点までを解説してきました。

会員サイトを活用すれば、顧客とのコミュニケーションの強化やリピート率の強化をはじめ、多様な販売戦略を活用することができるため、ビジネスモデルにマッチしたサイトを作り上げれば、LTVを効かせた販売促進により継続的な売上が期待できます。

幸い2019年時点においては、ワードプレスのプラグインや、会員サイト構築サービスを提供するASPも充実しており、イチから構築することなく低コスト・低リソースでクオリティの高い会員サイトを構築することができます。

会員サイトは今がトレンドのビジネスです。新規ビジネスの立ち上げはもちろん、既存のビジネスのブラッシュアップにも、会員サイトの活用を検討してみませんか?