• トップ
  • マーケティング
  • WordPressのコンテンツマーケティングが失敗する時にありがちなミスと対処法について

WordPressのコンテンツマーケティングが失敗する時にありがちなミスと対処法について



WordPressはコンテンツマーケティングを展開するのに非常に役立つCMSです。

そもそも、CMSとはコンテンツ・マネジメント・システムの略称であり、コンテンツを管理し、情報の発信をスムーズにするもの=DXの推進とも言えます。

しかし、WordPressを活用してコンテンツマーケティングを進めているけれど、上手くいかない、失敗しているような気持ちに陥ることがあるのも事実です。

今回はWordPressのコンテンツマーケティングが失敗する時にありがちなミスと対処法についてお話します。

WordPressのコンテンツマーケティングが失敗する時にありがちなミス

まずはWordPressのコンテンツマーケティングが失敗する時にありがちなミスを3つご紹介します。

効果測定を行わず、コンテンツ制作にのみ注力している

コンテンツマーケティングが失敗する時にありがちなミスとして、効果測定を行わず、コンテンツ制作にのみ注力しているパターンがあります。

もちろん、コンテンツの量が増えれば増えるほど効果測定や改善の手間も増えますが、効果測定を行わず、改善の余地がないと失敗したままの状況が続いてしまいます。

また、コンテンツマーケティングはある程度の量と質のコンテンツを揃えなければ効果が出にくいとされていることも、コンテンツ制作のみに注力してしまう原因です。

内容が薄い・質が低い・情報量が少ない

コンテンツマーケティングは社内や組織内でコンテンツの質やクオリティを判断してしまいがちであり、質を精査できずに失敗するというパターンもあります。

その他、読者にとってわかりやすくしようとすれば内容が薄くなる、もしくは質が低くなることもありますし、離脱や直帰されないことを意識すると情報量が少ないというミスも考えられます。

いわゆる「読者のメリットが少ないコンテンツ」を制作してしまうことで、ファンやリピーターを獲得できないような状況と言えるでしょう。

アクセスやPVの増加を利益につながる導線に結びつけていない

そもそも、コンテンツマーケティングによるアクセスやPVの増加を利益につながる導線に結びつけていないことで失敗しているパターンもあります。

問い合わせや資料請求につながる導線や仕組みがない、もしくは商品の購入や有料サービスへの導線と結びついていないようなケースです。

コンテンツマーケティングは「読者のメリットありき」でコンテンツを制作するのが推奨されているのが原因とも言えますが、嫌がられない範囲で広告や利益に結びつくページの遷移やボタン・フォームの設置を行わなくては失敗してしまうのも当然と言えます。

WordPressのコンテンツマーケティングが失敗する時の対処法

次にWordPressのコンテンツマーケティングが失敗する時の対処法を3つご紹介します。

SEOの基本やアクセス解析・分析について学ぶ

まずはGoogleアナリティクスやサーチコンソール、アクセス解析や分析など「SEOの基本」を学ぶことからはじめましょう。

日ごと、週ごと、月ごとなど定点を決めてコンテンツ数の増加とともにどれくらいの効果があるのか数値化することが大切です。

また、アクセスの増加はサイトやドメインへの評価、検索順位による検索流入、SNSからの流入などなど様々な要因があります。

コンテンツ自体の質やクオリティを意識しつつ、アクセスを増やすための施策を一通りチェックし、少しずつ導入するのがおすすめです。

キーワードの選定や共起語、ターゲットやペルソナを意識しよう

キーワードの選定や共起語、ターゲットやペルソナを意識することも大切です。同じく、制作するコンテンツが読者にどのようなメリットを与えるのかを明確にし、必要に応じて情報の網羅と掘り下げを行うようにしましょう。

基本的には「わかる人が読めばわかる」ようなコンテンツを作るのではなく「わからない人が読んでもわかる」ことを意識しましょう。

実際に検索する側の意図や悩み、目的を考えながら、何かの解決になるのか、それとも何かを得られるのかなど、コンテンツが提供されていることを楽しんでもらえること、もしくは喜んでもらえることを重視すると良いでしょう。

最終的な目的やマーケティング効果を明確にする

コンテンツマーケティングを何のために導入するのか、最終的な目的やマーケティング効果を明確にすることも重要です。

アクセスを増やしたい、ファンやリピーターを増やしたい、リードの獲得やリードの育成をしたい、ランディングページからの問い合わせや申し込みにつなげたいなど、具体的な数値で表せる目的および目標がおすすめです。

数値で表せる目的や目標であれば、時間の経過とともに効果測定がしやすいだけでなく、コンテンツの制作に必要なコストやリソースの配分もしやすくなります。

その他、コンテンツマーケティングの最終的な目的や目標=利益や売上にポジティブな影響を与えるかどうかも効果測定し、常にPDCAサイクルで改善できるよう取り組むことで、収益化や利益化につながることも忘れないようにしましょう。

まとめ:コンテンツマーケティングは利益を生むためにあるということ

今回はWordPressのコンテンツマーケティングが失敗する時にありがちなミスと対処法についてお話しました。

コンテンツマーケティングはコンテンツが増えれば増えるほど情報資産・IT資産としての価値が出てきます。その反面、コンテンツ制作の費用対効果が感じられないと無駄なコストとして捉えてしまうのも現実です。

コンテンツマーケティングによってコンテンツに価値や利益を生み出すためには、闇雲にコンテンツを制作するのではなく、目的や意図を明確にし、アクセス解析や効果測定、そして改善する仕組みを取り入れることをおすすめします。何よりもコンテンツマーケティングが「最終的には利益や売上を増やす」ためにあるものだと意識することが大切です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事がコンテンツマーケティングが上手く行かずお悩みの方のお役に立てれば幸いです。