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【マーケター必見の基礎知識】CMSで気を付けるポイント:読み込み速度

マーケティング担当者であれば、可能な限り読み込み速度を早くした方が、ユーザーに快適であることを理解しているはずです。

同時に良いコンテンツを制作していても、開こうとすると遅くて開けない、表示されないとなればアクセスが増えてるように見えても情報が届いていないという状況に陥ってしまいます。

今回はマーケティング担当者が知っておくべきCMSの基礎知識の中から、気をつけるポイントの一つである読み込みについてお話します。

WordPressやCMSの読み込み速度で気を付けるポイント

はじめにWordPressやCMSの読み込み速度で気を付けるポイントについて解説します

マーケティング担当者自身が実際にホームページにアクセスして読み込み速度を体感すること

マーケティング担当者の業務の範囲によっては、WordPressやCMS自体の管理はしていないこともあるでしょう。なるべくならシステム的な部分にも興味を持って、マーケティング担当者自身がホームページにアクセスしたり、ユーザーが実際にどのような顧客体験をしているのかをチェックしましょう。

実際にアクセスしてみて読み込み速度が早いかどうか、ページの移動やボタンのタップ、何らかの機能を使う時に重くなったりしないかなど細かくチェックすることをおすすめします。

読み込み速度を早くするテクニックやカスタムする方法があるが、逆効果になる場合も

もし、WordPressやCMSの管理も行なっている場合、読み込み速度を早くしたくてインターネット上の知識に頼ることがあるでしょう。しかし、正しく効果が出るテクニックもありますが、読み込み速度は速くなるものの、逆効果になる場合もあるので注意してください。

わかりやすいもので言えば、画像サイズを小さくするというものがありますが、あまり小さくしすぎると画像が荒くなって見にくくなってしまうようなものが挙げられます。その他にもヘッダーやフッター、またはサイドバーに表示されるパーツを減らす方法もありますが、過度に減らしすぎてしまうと利益や売り上げの導線も削ってしまう可能性があるということを覚えておきましょう。

GoogleのPageSpeed Insightsを活用して効果検証できるようにしておく

GoogleのPageSpeed Insights(https://pagespeed.web.dev)は、URL を入力することでページの読み込み速度を計測できるオンラインツールです。ページの読み込み速度を早めたいと考えた場合は、まずは現時点における読み込み速度を記録しておく事をおすすめします。

また、効果検証と改善を進めていくと、色々なものを削除したり、容量を小さくするようにしたりと夢中になりがちです。あまりに削りすぎてしまうとホームページとしての品質が落ちてしまうことを忘れず、ホームページとしての機能や利便性を失いすぎないようにしてください。

CMSの読み込み速度に関する基礎知識

次にCMSの読み込み速度に関する基礎知識について解説します

読み込み速度が遅いとネガティブな影響が出る可能性がある

読み込み速度が遅いということは、ページが表示されにくいということでもあります。言い換えればユーザーの貴重な時間を待たせるという形で奪ってしまうということです。

見えない、動かない、重いなどのネガティブな影響はとても強く、興味関心や購買意欲を失わせたり、せっかく考えたマーケティングの戦略は失敗に終わってしまったりするということを覚えておきましょう。

CMSの読み込み速度が遅くなる原因

CMSの読み込み速度が遅くなる原因は様々ですが、基本的にWordPressなどのCMSは、ページの読み込み速度が速くなるように作られています。同様に文字や画像による記事コンテンツであれば、よほどの文章量でない限り重くなってしまうことはないはずです。

例えば画像のサイズをまったく気にせず、高画質のままアップロードしてしまった、必要のないJavaScriptやプラグインがたくさんある、1ページ毎の情報量が多すぎるなど、明らかに技術的リソースがないために重くなっている可能性もありますので、原因が特定できない場合は専門家に相談した方がスムーズに解決に繋がるでしょう、

ITやWebが苦手な方でも読み込み速度の改善は可能かどうか

ITやWebが苦手ですと、オンライン上にある正しい情報にたどり着けるかどうかが難しい場合もあります。そのため読み込み速度を早くしたつもりが、総合的に考えるとマイナスになってしまうことも考えられます。

前提としては効果検証と改善が行えること、各種設定の変更をしっかりと記録すること、バックアップから元に戻せるようにすること、その上で正しい情報にたどり着ける情報リテラシーがある場合は読み込み速度の改善を自社で対応することも可能と言えます。

まとめ:少しでも潜在的な顧客層とつながるためにも、技術面での基礎知識は備えておこう

今回はマーケティング担当者が知っておくべきCMSの基礎知識の中から、気をつけるポイントの一つである読み込みについてお話しました。

オンラインマーケティングでは、様々な要素でユーザーに届けられるかどうかが決まります。実店舗で例えるとするならば立地や交通のアクセスが良く、興味が湧くような外見であった方がお客さんが入ってきやすいのと同じです。

せっかくのマーケティングの企画を成功させるためにも、技術面での基礎知識を覚えて、少しでも潜在的な顧客層とつながれるような改善を行っていくことをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事がWordPressなどのCMSで読み込み速度についてお悩みの方のお役に立てれば幸いです。