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サイトの高速化やモバイル対応の重要性と具体的な手法をご紹介


ホームページのドメインパワーや検索エンジンからの評価が上がるとされている手法にサイトの高速化やモバイル対応があります。

両方の重要性を理解した上で対応しておくことで、評価の向上とともに今まで取りこぼしていた潜在的な顧客層から、リードや顧客を得られる可能性が高まります。

今回はサイトの高速化やモバイル対応の重要性と具体的な手法についてお話します。

サイトの高速化やモバイル対応の重要性

はじめにサイトの高速化やモバイル対応の重要性について解説します。

サイトの高速化とは

サイトの高速化とは、トップページや個別ページ単体がブラウザですぐに表示されるようにすることを指します。いわゆるページ表示速度を少しでも早くするという意味でもあり、ページの表示速度を早くすることで「遅い」ことによる離脱を防ぐことにつながります。

実際にホームページをブラウザで表示する際、回線速度もパソコンのスペックもそこそこなのに、すぐにページが表字されないことで、ブラウザのタブを閉じたり、検索し直して別のページを開くことがあるように、潜在的な顧客層が「見たい」「知りたい」と思ったポジティブで大事なタイミングを逃さないようにするためにも必須の施策です。

モバイル対応とは

モバイル対応とは、ホームページをスマートフォンやタブレットなど、さまざまなデバイスに対応することを意味します。今でこそ少なくなりましたが、スマートフォンのブラウザで開いたら、パソコン(デスクトップ)用のページが開いた経験がある方もいらっしゃるでしょう。

モバイル対応をしていないとスマートフォンやタブレットのユーザーを取りこぼすことになり、せっかくアクセスしたのにネガティブな感情を与えただけで離脱されてしまいます。逆に、しっかりと対応しておくことで、マルチデバイス対応、どのデバイスからでもストレスなくホームページが閲覧できるため、離脱率の低下と回遊率の向上が期待できます。

Googleの評価やSEOとの関連性

サイトの高速化やモバイル対応は、Googleからの評価への対策にもつながります。すなわち、SEOの一環としても対応していくべき施策であり、対応しなければサイトやドメインに対する評価にマイナスな影響を与える可能性があります。

昨今ではサイトの高速化もモバイル対応も当たり前になっていることもあり、対応しないことで競合他社やライバル企業と格差が生じてしまい、結果としていつまでもアクセスが増えない、ホームページを介した利益や売上が伸びない状況が続いてしまいます。格差を生じさせず、同等以上の条件で同業他社と勝負するという意味でも、サイトの高速化やモバイル対応が重要であることは明白です。

サイトの高速化やモバイル対応する方法

次にサイトの高速化やモバイル対応する方法について解説します。

ページ表示速度を計測するツールを利用して効果測定する

(Link)「ウェブページの読み込み時間 - PageSpeed Insights」まずはページ表示速度を計測するツール「ウェブページの読み込み時間 - PageSpeed Insights」を利用して実際に自社のトップページや個別ページの表示速度を計測してみましょう。問題点となる部分が結果で指摘されますので、対応可能な範囲で処理しておくことをおすすめします。

現時点における表示速度や問題点はメモしておくか、スクリーンショットで残しておくことで、改善するための手法や施策が効果的だったのか比較検証する際に役立ちます。

サイトの高速化に向いたプラグインやレスポンシブデザイン対応のテーマを導入する

次にサイトの高速化に向いたプラグインの導入を検討しましょう。「W3 Total Cache」や「EWWW Image Optimizer」など、自社が既に導入しているプラグインとの相性に合わせて導入すると良いでしょう。

(Link)「W3 Total Cache」(Link)「EWWW Image Optimizer」

もし、現時点でモバイル対応のテーマでない場合は、レスポンシブデザイン(画面サイズに合わせて自動で表示を変更できる仕組み)に対応したテーマを導入し、自社のイメージに合わせてデザインを再構築すると、モバイルに対応できます。

不要なリンク・パーツ・スクリプトの削除や画像容量の見直しを行う

プラグインやテーマによる調整が済んだら、次は不要なリンクを減らしたり、見栄えだけのパーツやスクリプトを削除したりと、細かい部分の調整に入ります。画像については前述した「EWWW Image Optimizer」のようなプラグインを導入することで、一括で画像容量の圧縮、新規の画像も自動で圧縮できるのでその都度、画像の調整を行わなくて済みます。

リンクやパーツ、スクリプトについては、ただ見栄えだけで導入や実装したもの、表示しているものを精査し、ユーザビリティを考慮しながら減らしていくことが大切です。リンクを減らしすぎて回遊しにくい、シンプルだが興味をそそられないといったネガティブな結果につながらないように調整すると良いでしょう。

まとめ:マルチデバイス・マルチプラットフォームかつページ表示速度の向上を目指そう!

今回はサイトの高速化やモバイル対応の重要性と具体的な手法についてお話しました。

WordPressなどでコンテンツ制作をしているものの、検索順位が上がらない、アクセスが増えないのはサイトの仕組みなどの基本的な対策が足りていない可能性が高いです。

コンテンツの制作と質の向上に注力しつつ、少しずつ変化していくアルゴリズムや対応すべき指標に合わせて、基盤となるサイトの構造や構成にも尽力しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事がサイトの高速化やモバイル対応の重要性について知りたかった方のお役に立てれば幸いです。