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WordPress以外のCMSはどうなの?CMS選びで悩んだ時の注意点とは

  • columbusproject
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  • 2020-12-23


「WordPressってよく聞くけど、WordPress以外のCMSはどうなの?」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。

実際にWordPress以外にもCMSはありますし、あるいはCMS以外の選択肢があるのも事実です。

今回はWordPressが気になっているけれど、他のCMSを知っておきたい方のためにCMSに関する基礎知識やCMSに悩んだ時の注意点をご紹介します。

CMSに関する基礎知識

はじめにCMSに関する基礎知識について簡単に説明します。

CMSとは

CMSとはcontent management systemの略称であり、コンテンツを管理するシステムを指します。

CMSを利用すればHTMLやCSS、PHPを使えなくても文章や画像などを組み合わせることでコンテンツを生成し、管理することが可能であり、業界や業種問わず利用されている仕組みと言えます。

  • WordPress
  • Movable Type
  • Drupal
  • Joomla!
  • XOOPS
  • EC-CUBE

上記は代表的なCMSの一例です。どれもサーバーに設置することでCMSを導入することが可能であり、構築する段階のコストさえどうにかなれば、あとはコンテンツの作り込みだけに集中することができます。

中でもWordPressとMovable Typeは2強と言える存在であり、Movable Typeは有料でサポート有り、WordPresssは無料だけれどサポート無しの部分において、どちらを選ぶべきか悩む存在と言えます。

ドメイン取得やサーバーの維持、その他のコストについて

CMSは一般的にタダと勘違いされがちですが、実際にはドメイン取得や維持、そしてサーバーの維持運営にコストが発生します。

また、費用面のコストだけでなく、学習コストが発生することも否めません。例えばWordPressは無料ですがゼロベースでの構築となると、それなりの時間コストと学習コストが発生します。

CMSの導入や運営に関するコストも無視できるものではなく、技術的かつセキュリティ的なリソースがなければ本格的な運営は難しいと覚えておくべきです。

有料CMSと無料CMSで見極めるべきポイント

有料CMSと無料CMSで見極めるべきポイントは技術的リソースがなければサポートのある有料CMS、技術的リソースがあれば無料のCMSという形で検討しましょう。

昨今では企業や組織向けの有料CMSも増えています。独自ドメインを使えるようになっていたり、機能が豊富で使い安かったりすることもあるので、技術的リソースがなければ有料CMSも充分選択肢に入ります。

ただし、CMSにおける拡張性やカスタマイズ性、すなわち自由度が低い場合もあるので、オリジナリティのあるサイトを作りたい場合は無料のCMSの方が良いかもしれないということを同時に覚えておきましょう。

CMSで悩んだ時の注意点

次にCMSで悩んだ時の注意点をご説明します。

SNSやブログサービスと混同しないこと

CMSとSNS、もしくはブログサービスを混同してしまうことがあります。特にブログサービスにおいては独自ドメインを使えるケースもありますので注意しましょう。

例えば、WordPress.comはWordPress公式のホスティングサービスですが、それなりの金額を課金しないとプラグインの導入が難しく、想定するよりもコストが高くなるので注意です。ただし、技術的リソースがなければ選択肢に入れても良いでしょう。

WordPress.comとWordPressの違いについては、当サイト内にある下記コンテンツも参考になりますので、合わせてご覧ください。

2種類のWordPress「WordPress.org」と「WordPress.com」の違い

逆に言えばWordPressをレンタルサーバーなどに構築する場合はコストが少なく済みます。最初の段階でプラグインの導入も可能であり、拡張性やカスタマイズ性に優れています。

また、SNSやブログサービスの場合はあくまでも他社ドメイン内、もしくはサーバー上で稼働する場合が多く、無料でも広告や他のコンテンツへのリンクが表示される場合も多いため企業や組織としてのメインでは扱うべきではないと覚えておきましょう。

学習コストと情報量が構築・運営のしやすさを決める

CMSを選ぶ時は学習コストとインターネット上にある情報量が構築・運営のしやすさを決めます。

WordPressが人気なのは導入や構築の部分においては学習コストが低いこと、そして利用者が多いため情報量が豊富であることが理由と言えます。

実際にWordPressをゼロベースで利用する場合においても、それなりにパソコンが使えて、ITに触れている職場環境であれば、構築から運営、維持や保守も難しくないでしょう。

ただし、あまりITに詳しくない、むしろ苦手という場合は学習コストが何倍にもなるため、やはり有料のCMS、または広告や他のコンテンツへのリンクが出てしまうとしてもブログサービスやSNSの利用も視野に入れなくてはならないと言えます。

企業や組織ならWeb制作会社に依頼するほうが無難

ランニングコストを抑えたいし、なるべくなら拡張性やカスタマイズ性の高いものを選びたい。またはゆくゆくは自社で管理できるようにWeb制作人材を育てながらサイトを構築したい場合はWeb制作会社に依頼するのが無難です。

セキュリティ面の確保やベースとなるデザインの構築をしてもらい、カスタマイズに関しては自社で行うようにすれば、有料のCMSやブログサービスよりもランニングコストは安く済むでしょう。

まとめ:こだわりがなければWordPressを選んだほうが無難!

今回はCMSに関する基礎知識やCMSに悩んだ時の注意点をご紹介しました。

WordPressは「サーバーとドメインの取得と維持」のみでWebサイトを構築・運営できる点が魅力です。また、他のCMSと比べて学習コストが低く、情報量が多いため学びやすいのが人気の秘密と言えます。

特に自由度の高さにおいてはSNSやブログサービスよりも優れていること、コスト面においても優れていることを考えるとWordPresを選ぶべきと言えるでしょう。

もし、WordPressを使うべきなのか、それとも他のCMSやSNS、ブログサービスを使うべきかで悩んだら当社「コロンバスプロジェクト」にお任せください。企業や組織における公式ページの構築や運営に関するサポートやアドバイスが可能ですので、この機会にぜひともご相談、お問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事がCMSの導入を検討している方、WordPress以外のCMSが気になっている方のお役に立てれば幸いです。