「問い合わせフォーム」を設置してDXを気軽にはじめてみよう!



DXの推進と言われてもピンと来ないし、ITやパソコンとか、ちょっと苦手で…という方もいらっしゃるでしょう。

実際にDXとは手紙や電話/FAXがメールやチャットアプリ、またはクラウドサービスに置き換わったように「いずれ当たり前になる技術に追い付いておこう」というものでもあります。

言い換えれば「使えなくてもいいけど、使える人との差が開く」というものであり、なるべくなら少しずつでもDXを推進すべきなのも確かです。

今回は少しずつでもDX化をはじめたいとお考えの方のために、問い合わせフォームを設置してDXを推進する方法をご紹介します。

問い合わせフォームを設置することがDX推進につながる?

はじめに、問い合わせフォームを設置することがなぜDX推進につながるのか、その理由を見ていきましょう。

1. 「問い合わせ窓口」を作ることが手軽なDX取り組みの第一歩に

名刺やパンフレットに記載するために体裁として作成した公式ページはあっても、問い合わせフォームがない場合があります。

顧客としては公式ページはあるのに問い合わせフォームがない場合、わざわざ電話やメール、もしくはFAXをすることが面倒で何も教えてくれないかもしれません。

昨今では検索エンジンで検索し、企業や組織の公式ページから気軽に問い合わせをする方が増えてきました。

実際に問い合わせフォームを作成することでリードの獲得から隠れたニーズの発掘、またはクレームから思いがけない欠陥や不良が見付かり改善につながることも少なくありません。

まずはDXの推進のために公式ページに「お問い合わせ窓口」を作り、オンラインからの問い合わせに対応する体制や流れを作ることから始めましょう。

2. 問い合わせフォームの次はEC機能の追加や会員登録機能も視野に

問い合わせフォームを作り、リードの獲得やオンラインによる営業や接客が可能になれば、次はEC機能やは会員登録機能の導入に進むこともできます。

EC機能といっても必ずしも物販である必要はありません。オンライン上で完結するEC(電子商取引)については有形無形を問わないからです。ECは工夫次第で利益につながること、気軽に課金してもらえる可能性があることから、さまざまな業界や業種においてDXの推進とともに導入や新サービスの展開が進んでいます。

ECや会員登録など「オンラインで利益を生む」ところまで視野に入れてDX化をはじめましょう。

問い合わせフォームを気軽に設置するにはWordPressが最適です!

「WordPressって、ブログのシステムじゃないの?」という段階の方が結構いらっしゃいます。WordPressはプラグインの導入やテーマをカスタマイズすることで「ほぼ何でもできるCMS」です。

※もし、「WordPressって何?」という段階であれば、当サイト内の下記コンテンツをチェックしてみることをおすすめします。

 

WordPressって何ができるの?サイト構築時に知っておきたい基本のキ

 

決して簡単とは言いませんが、EC機能や会員登録機能も搭載できますし、既にWordPressを利用してオンラインサービスやECサイト・オンラインショップを運営している方は世界中にいます。

もちろん、WordPressではければダメ!という事ではありませんが、まだホームページがない、またはずっと更新されていないような状況であれば、WordPressに切り替えることで拡張性やカスタマイズ性がアップし、将来的に収益化や利益化につながる公式ページの構築・運営が可能となるでしょう。

WordPrssで問い合わせフォームを作る手順の概要

次に実際にWordPressで問い合わせフォームを作る手順の概要について簡単に説明します。

WordPressに「Contact Form 7」を導入

Contact Form 7 : https://ja.wordpress.org/plugins/contact-form-7/

WOrdPressに問い合わせフォームを設置するには「Contact Form 7」というプラグインを導入するのが一般的です。

WordPressはデフォルトでは問い合わせフォームを作成することはできません。厳密にはできなくはないですが、初心者の方ですと非常に手間です。

Contact Form 7は柔軟なカスタマイズ性を備えていること、国産かつ公式のプラグインなため英語が苦手な方でも安心して使うことができます。

もし、「プラグインのインストールって何?」という場合は当社も含め、Web制作会社さんに相談することをおすすめします。

問い合わせフォームに必要な項目の精査

問い合わせフォームといっても、単にクレームや質問だけでなく、資料請求や見積りなど様々な項目を設定することができます。

そのため、いくつかのパターンに分けながら、なるべく「顧客が知りたいことや困っていること」を解決できる項目を用意すべきです。

実際に項目がなく「その他」で自分自身で記入しなければならない場合、やはり面倒、億劫だと思ってしまう顧客の声が聞けなくなります。

もちろん、あまり多すぎるのも問題ですから、場合によっては問い合わせフォームをいくつか作成し、手前のページから遷移してくる段階で項目ごとに絞り込む工夫なども効果的です。

Contact Form 7で問い合わせフォームの作成

問い合わせフォームの項目が決まったら次はContact Form 7で問い合わせフォームを作成しましょう。

問い合わせる内容だけでなく、きちんと相手の情報を記入する箇所も作成すべきです。BtoBであれば会社名や役職、電話番号やメールアドレス、個人の場合は最低でも返信するためのメールアドレスは必須にしておきましょう。

あとは実際に問い合わせが来てからどのような対応をするのか決めておいたり、データを蓄積してマニュアル化したりすることで、リードの獲得や利益につながる導線作りを考えましょう。

まとめ:WordPressへの問い合わせの設置はITに疎い・苦手!でも簡単に始められます

今回はWordPressに問い合わせフォームを設置してDXを推進する方法や実際にWordPressに問い合わせフォームを設置する手順の概要についてご説明しました。

実際にオンライン上に問い合わせ窓口を設置し、その対応をすることで少しずつDXの推進は進みます。WordPressに従業員や担当が慣れてくれば、新しい機能とともにマーケティング展開をしていくことで、新たな利益を生む導線の創出にもつながるでしょう。

DXの推進は難しいものではありません。少しずつIT技術を受け入れて、少しずつ慣れていくことか大切です。ITやパソコンに苦手意識を持ちすぎず、むしろ便利なものはどんどん使っていこうというポジティブな気持ちを持つことをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでもDXを推進したい、またはDXを推進するきっかけが欲しいという方のお役に立てれば幸いです。