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WordPressでLP(ランディングページ)向きのテーマを選ぶ方法とは
- columbusproject
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- 2021-04-29
LP(ランディングページ)はPDCAで訴求効果の高いページを作るために最適な施策のひとつであり、WordPressとの相性も良いのでWordPressによる制作・管理に向いています。
しかし、LP(ランディングページ)を作るためにどのテーマを使えば良いのか、もしくは既存の記事コンテンツや固定ページと共存できるのかという段階から進まないという状況になりがちです。
今回はWordPressでLP(ランディングページ)向きのテーマを選ぶ方法についてお話します。
1.テーマ専用オプションが豊富かどうか
OnePress:https://ja.wordpress.org/themes/onepress/
上記はWordPressのテーマのひとつである「OnePress」の外観→カスタマイズ→テーマ設定で表示されるテーマ専用オプションです。
デフォルトでインストールされているテーマと比べても細かな設定ができることが一目でわかります。
同様にLPを作成する際もオリジナリティや競合他社との差別化を行いたい場合はテーマ専用オプションが豊富かどうかしっかりと調べましょう。
また、テーマによっては課金することで、さらに高機能かつカスタマイズ性がアップするものもありますので、ビジネス用途であれば必要に応じて課金も視野に入れるべきと言えます。
2.お問い合わせフォームを設置できるか
Contact Form 7:https://ja.wordpress.org/plugins/contact-form-7/
上記はお問い合わせフォームを設置できるプラグイン「Contact Form 7」です。
LPのデザイン配置によってはお問い合わせフォームを利用して、メルマガ登録、会員登録、無料ユーザー登録、資料請求、問い合わせをしてもらうことが「リードの獲得」につながります。
逆に言えば、リードを獲得するためのお問い合わせフォームが設置できなければ、LPとしての機能が足りず、効果が薄くなる可能性が高いです。
もし、LPの機能としてお問い合わせフォームを必要とするならContact Form 7やその他のお問い合わせフォームが設置可能なプラグインと相性が良いかをチェックしましょう。
3.LP(ランディングページ)と他のコンテンツが共存しやすいか
テーマやプラグインの組み合わせによって異なる部分でもありますが、LPと固定ページ、記事コンテンツが共存しやすいかもチェックしましょう。
例えば、投稿タイプを増やしてLP専用の作成メニューを増やしたり、固定ページや記事コンテンツの作成画面でフォーマットやテンプレートを切り替えることができたりするなど、LPの管理や作成、編集がしやすいかどうかを精査します。
同時に、会社概要や所在地マップ、問い合わせページなどは固定ページのメニュー、コンテンツマーケティングは投稿メニューからの記事コンテンツ作成など、役割に応じて作成は編集する箇所を切り分けておくことも大切です。
投稿タイプを増やすのが難しい場合は固定ページのメニューをLPの作成や編集、管理領域として扱うのもおすすめです。
4.最終的な出口(課金や購入へのリンク・問い合わせフォーム)を絞り込めるか
LPは基本的に最終的な出口である課金や購入へのリンク、または問い合わせフォームからの送信に向けて「コンテンツでプレゼンして認知・興味関心からアクションを起こしてもらう」のが目的と言えます。
そのため、固定ページの記事コンテンツではサイドバーやフッターなどにさまざまなリンクを設置しますが、LPはアクションを起こしてもらう場所以外は横道に逸らさないこと、リンクによる遷移を促さないことが重要になります。
テンプレートの切り替えでサイドバーやフッターの表示、非表示ができるか、またはプラグインでページごとにサイドバーやフッターの表示、非表示ができるかなどチェックしましょう。
LPを読み終わった人が、そのままアクションを起こすことで、課金や購入、または問い合わせ、資料請求、メルマガ登録とつながるよう一直線のデザイン配置から始めて、PDCAを回しながらより効果的なLPを作成する流れを意識してみてください。
5.LP以外で必要なプラグインとの相性、必要に応じてEC機能を搭載できるかどうか
LP専用のWordPressでない場合は使ってみたいテーマがLP以外に必要なプラグインとの相性が良いかも調べておきましょう。
同様に必要に応じて外部ECシステム・カートシステムとの連携、もしくはプラグインによるEC機能の搭載が可能かも見ておくべきです。
拡張性・カスタマイズ性に伸び代を残しておくことで、将来的に新しいマーケティング施策や利益や売上の導線を増やしたい場合に役立つでしょう。
まとめ:目的や用途に合わせたデザイン配置と機能の搭載を意識しよう
今回はWordPressでLP(ランディングページ)向きのテーマを選ぶ方法についてお話しました。
WordPressでLPを作成、編集、管理するという視点、目的や用途に合わせたデザイン配置、必要な機能の搭載、これらを意識しながらLPに向いたテーマを探すのがおすすめです。
また、LPを作成する場合は基本的には固定ページや投稿と同じようにメインとなる部分に文章と画像を入れ込むだけです。このテーマでなければならないと固執し過ぎず、さまざまテーマを試しつつ、どれが見た目が良いか、機能との兼ね合いは充分かなど、見える部分と見えない部分の両方を精査や模索しましょう。同時にPDCAによってより良いページを作ること、改善できる作業体制を構築するのを忘れないでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事がWordPressでLP(ランディングページ)を作る時のテーマ選びにお悩みの方のお役に立てれば幸いです。