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WordPressで記事を作成する時に意識したいSEO的5つのポイント

  • columbusproject
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  • 2018-08-27


WordPressでサイトやサービスを構築した後、アクセスが少なかったり、思ったように売上が伸びなくて悩んでいませんか?

WordPressでサービスを作成する時、ただ作成するだけでは発信した情報がエンドユーザーに届かない場合もあります。

アクセスを増やすためには検索エンジンからの流入を増やしたり、SNSによるシェアや拡散を意識する必要があります。

GoogleやYahooなどの検索エンジンへの対策として、SEOがあります。しかし、実際に何をすれば良いのかわからない場合もあるでしょう。

今回はWordPressで記事を作成する時に意識したいSEO的5つのポイントについてご説明します。

1.サイトタイトルとディスクリプション

 

記事の作成に入る前に、まずはサイトタイトルとディスクリプションの設定を確認してみましょう。

サイトタイトルやディスクリプションはWordPressで作ったサイトを訪れる時に一番最初に目に入る部分ですね。また、検索エンジンが重要視する点でもあります。

ひと目で何のサイトかわかるようなサイトタイトルもあれば、覚えやすさとドメインを組み合わせて考えられた名称などもありますね。

例えば当サイトで言えば「WPカスタムラボ」というサイトタイトルであり、WordPressの略称のWPとカスタム、ラボと繋げることでWordPressについての情報が掲載されていると感じてもらえるように作られています。

ディスクリプションは「WPカスタムラボはWordPressのカスタマイズに関わる人のためのサイトです。企画・制作・開発・運営とさまざまな役割の方のためになる情報を提供しています。WordPressの制作・開発ができるパートナーも探せます。」と設定しており、どんなサイトなのかすぐにわかるようになっています。

サイトタイトルやディスクリプションを的確に設定することで閲覧してくれるユーザーに対してフレンドリーなだけでなく、検索エンジンからの評価が上がります。

時々、ディスクリプションをサブタイトルのような形に使われている場合もありますが、一言で説明すると何のサイトなのかわかるようにしたほうが適切であると言えます。

また、サイトタイトルと個別記事の内容が違い過ぎると、閲覧したユーザーがガッカリしてしまうこともあります。

WordPressのブログかと思って閲覧していて、関係のない記事が出てきたら、イヤになってしまう可能性もあるので、サイトタイトルやサイトの方向性については、しっかりと考えるようにしましょう。

2.記事タイトルとディスクリプション

WordPressで発信したい情報として、記事やコンテンツ、商品の紹介、サービスの説明などがありますが、記事のタイトル要素が重要なのはどれも同じです。

記事の冒頭部分、リード文についても同様であり、タイトルと冒頭部分が乖離しすぎているとせっかく閲覧しに来てくれたユーザーが離れてしまいます。

また、冒頭部分は検索エンジンで表示される部分でもあり、ユーザーがこのページを見てみようと感じてもらうためにもしっかりと記述する必要があります。

SEO関連のプラグインを導入することでサイトの冒頭部分ではなく、ディスクリプションそのものを検索結果に表示されるように設定することも可能です。

記事を書く側と、読む側の気持ちの両方を理解する必要があること、そしてSEO対策を考えながら記事を作成しないと、良い記事を執筆しても誰にも読まれず評価されにくい可能性があるんですね。

組織なのか個人なのか、サービスなのか趣味なのか。WordPressでサイトを作られる方がどのような意図があったとしても、読まれない記事を作り続けることは非常に辛い作業となります。

考え方の一つとして、家で日記を書いているのではなく、世界中の人に向けて情報を発信していることを、しっかりと意識することです。

もちろん、日記を書いてはいけないとは思いませんし、アクセスがなくても良いという考え方もあるでしょう。

また、記事の内容やクオリティ、SEO対策の有無に関わらず、サイトのボリュームや知名度、発信する方のSNSによる拡散などの方法があれば、見てもらえる機会は増えます。

大切なのは記事を作成するだけではなく、SEOもSNSもしっかりと学び、バランス良く、そして質の良い記事を作成できるように心がけることです。

3.カテゴリやタグ、キーワードについて

WordPressではカテゴリとタグによって記事の分類が可能であり、記事の内容に関するキーワードを設定することで、ユーザビリティの向上だけでなく、SEO対策にもなります。

例えば「WordPress カスタマイズ」で検索される方をターゲットとするのであれば、どちらかをカテゴリーにするか選んだり、両方ともタグ付けしたりと考える必要があるんですね。

カテゴリーを適切に設定することで、記事を読み終わったユーザーが関連するカテゴリーを見てくれたり、タグを追いかけて他の記事を読んでもらうこともできます。

Googleアナリティクスによるアクセス解析を導入すると、サイトの滞在時間を見ることができます。長ければ長いほどユーザーが興味を持ってくれていたり、じっくりと読んでくれている可能性があります。

サイトタイトルや記事タイトルと内容、キーワードのバランスがしっかりとしているとSEO対策になるだけでなく、内容が充実します。また、キーワードに対する意識を持つことで、書く内容について考える時にも役立ちます。

また、SEOライティングに触れる内容でもありますが、キーワードを選ぶ時に競合しないものを選ぶことで、検索結果の上位に表示される可能性もあるので、記事の骨格作りを考える時に一番大切な要素として考えることも大切です。

記事として発信したい内容の中で何を一番強調したいのか。また関連するキーワードとの組み合わせはどうするのかをしっかり考えましょう。

記事を作成する時にはキーワードの選定、次に構成を考えながら見出しを割り振る。そして割り振った見出しに対して文章を入れ込むようにすれば、記事を書き慣れない方でも、ある程度形になるのでおすすめです。

4.SEOプラグインを使いこなそう

WordPressはプラグインを追加することで機能を追加することが可能です。SEOプラグインを導入すると、記事や固定ページのタイトルやディスクリプションを個別に設定できるようになったり、Googleのサーチコンソールにサイトマップを送る時のサイトマップの詳細を決めることができるものなど、組み合わせ次第でPVの増加に直結するものも少なくありません。

Googleアナリティクスに関連したプラグイン、ブラウザのキャッシュや静的ページを補助するプラグインなど、アクセス解析、ページの表示速度、ユーザビリティの向上も含めて、どれも無視するべきではない事ばかりです。

注意点としてはSEOに関連するプラグインはパッケージ化されているものが多く、複数の機能を持っているため、重複する機能があると動作しなかったり、WordPressが重たく感じられてしまうことです。また、日本語訳が進んでいないものも見受けられるので、よくわからないけれど設定しておこうと安易な気持ちでチェックボックスにチェックを入れたり、数値を変化させてしまうと逆効果になる場合もあります。

WordPressのプラグインやテーマを利用する時の最低限の知識として「情報の鮮度」については十分に注意するようにしましょう。検索する時のコツとしては、例えばGoogleであれば検索後にツールという項目を押して、期間設定なしをクリックして、1ヶ月以内〜1年以内で絞り込むことです。そうすれば少なくとも追記や加筆も含めて新しい情報を得られやすくなります。

同時に、プラグインを導入する時は前もって情報を精査するだけでなく、必ずバックアップを取るようにしましょう。きちんとした知識があったとしても、プラグインやテーマとの競合で動かなくなる可能性も考えられるからです。

5.SEOライティングを学ぶ

Googleの検索エンジンへの対策として、SEOライティングを学ぶことは、情報を発信する上で非常に重要です。

しかし、SEO対策は情報が溢れ、新旧入り混じっている部分も多く、しっかりと見極める力を持つ必要があります。

例えば記事を作成する時にターゲットやキーワードを決めてから執筆する方法や、キーワードの頻出度、利用回数を意識したり、検索結果で上位に表示されるサイトをチェックして研究したりと、数え上げれば切りがありません。

また、SEOライティングを意識し過ぎることで、記事やコンテンツのクオリティが低下することもあります。それはキーワードをたくさんいれ過ぎていて,

文章として成り立っていなかったり、何よりも文章に面白みを感じて貰えず、リピーターが増えない可能性があるからです。

SEOの基本は記事単体の力強さと考えるよりも、全体的なバランス、SNSを利用した拡散など、検索流入に頼るだけでなく、いくつもの角度からの流入を意識することが大切です。

Twitterなどでバズっているようなつぶやきについても、そのつぶやきはバズっていてもフォロワーさんがものすごく多いとか、他のつぶやきは普段のつぶやきだったりと、結果的に一時的なアクセスアップで終わってしまい、フォロワーの増加に繋がらないこともあります。

まとめ

WordPressで記事を作成する時に意識したいポイントを5つご紹介しました。

今回は基礎中の基礎として、WordPressを構築して、特に意識せずに記事やコンテンツ、商品のページを作成されている方に向けた内容です。

具体的なSEOのプラグインやSEOライティングについては、発信したい情報に合わせて考える必要もあります。

サイトタイトルや記事・ページのタイトル、そしてディスクリプション、何よりもキーワードをしっかりと意識することが大切です。

 

WordPressで記事を作成する時に意識したいSEO的5つのポイント

WordPressでサイトやサービスを作成する時、ただ作成するだけでは発信した情報がエンドユーザーに届かない場合があります。
そこで、サイトのアクセスを増やすための検索エンジン対策としてSEOがあります。
本資料では、WordPressでSEOを意識して記事を作成する時の5つのポイントを紹介します。