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WordPressにおけるSEOの基礎・学習方法・効果検証・改善についてわかりやすく解説

WordPressのテーマは、基本的にはサイトの構造や内部リンクなどSEO施策が意識された仕組みになっています。しかし、デフォルトのままでは同業他社やライバル企業との差別化につながらないため、オンライン上の集客が失敗する可能性が高いです。

WordPressでのSEOを理解を深めて、効果検証や改善を行えるようにするためにも、SEOの基礎や学習方法を知り、サイトを成長できる知識・経験・ノウハウを蓄積していくことが重要になります。

今回はWordPressにおけるSEOの基礎・学習方法・効果検証・改善についてわかりやすく解説します。

WordPressにおけるSEOの基礎に関する解説

はじめにWordPressにおけるSEOの基礎について解説します。

WordPressはデフォルトの状態でもSEOに優れているのか

WordPressの管理画面にあるテーマのメニューからインストールできるテーマは、公式に認定されており、承認してもらうためのプロセスがあるため安全性とともに、構造的にも信頼できるテーマしかないといえます。しかし、テーマを承認するためのチェックする段階で「プラグインの領域を含まないこと」という条件があるため、サイトの構造部分のSEO施策はされていても、さらに細かいSEOには対応することはできないのです。

同時に、WordPressはインストール直後のデフォルトの状態ではSEO関連のプラグインはインストールされていないため、細かなSEOには対応できません。WordPressはデフォルトの状態では必要最低限のSEOにしか対応していないことを理解し、プラグインやテーマのテンプレートをカスタマイズするなどして、SEOを行う必要があるのです。

WordPressのSEOを強化するために何をすべきか

WordPressのSEOを強化するためには、SEOについて学び、効果検証のツールを使いこなし、その上でSEO関連のプラグインから改善が期待できる機能があるかを精査して導入する必要があります。 ただ単純にプラグインを導入するだけでは、SEOの効果を最大限に発揮することは難しいと覚えておきましょう。

また、プラグインの導入自体はクリックと少しのキーボード操作のみで行えるため、一見簡単そうに見えることがあります。しかし、実際にはきちんと理解した上で、かつ他のプラグインやテーマとの相性をクリアし、正常に稼働するような調整が必要です。特にプラグインの導入は設定次第でサイトが表示されなくなる可能性があること、セキュリティ面で安全性が損なわれることも考えられますので慎重に行う必要があります。

WordPressのSEOに関するプラグインの導入は初心者でも可能か

WordPressに関する情報を収集していると、「初心者でも簡単!」「誰にでもできる!」というイメージを持つ場合があります。前述したように操作が簡単なことと、適切な設定ができることは別の問題であるため、なにもわからない初心者が可能かと問われれば「不可能」としか言えません。ただし、しっかりと学ぶ意欲があり、学習に関するコストを捻出できる場合は「可能」といえます。

学習に関するコストとは、人的リソース・時間・機材・資料および専門書の購入などがあげられます。また、企業や組織として本格的にSEOを行うべきと考えるのであれば、ITやWebに精通した人材の確保や各種専門家とのつながりも必要になってくるでしょう。今はオンラインでの認知拡大や集客の如何で、利益や売上に大きな差が出ることを考えると、必要な投資であると理解すべきといえます。

WordPressのSEOを強化する際のメリット

WordPressのSEOを強化する際のメリットは、自社の公式サイトへのアクセスやPVの増加によって、認知拡大、興味関心の育成、新規顧客獲得最終的な利益および売上の増加が期待できることです。いわゆるオンライン上の集客・Webマーケティングの成功の可否を決めるといっても過言ではありません。

実際に検索結果の上位に表示されるかどうかで、ユーザーの視野に入れるかどうかが決まるため、明らかに検索順位が低すぎると認知してもらうことすらできない可能性があるのです。だからこそ、SEOに注力する企業が増えているのであり、企業間競争に負けないためにもSEOについて学び、強化していくべきといえます。

WordPressのSEOを強化する際のデメリット

WordPressのSEOを強化する際のデメリットは、結果が伴うまでに時間がかかること、そしてSEOのノウハウや知識、経験を蓄積するには時間・人材・労力が必要であることです。社内で人材を確保できなければ外部委託・アウトソーシングなどのコストも必要になります。

現代ではパソコンの他にスマートフォンやタブレットが普及していますが、ITやWebの人材を確保できていない業界や業種のほうが多く、そもそもITやWebの人材を確保する余力がない、ITやWebの人材を受け入れる職場環境ではない企業も存在しています。しかし、オンライン上の集客やマーケティングの成功の有無が、デジタル化の波を越えられるかの目安でもあるため、企業や組織としての存続を願うのであれば、デメリットを受け止めて、デジタル化を進めるべきなのは必須といえるでしょう。

WordPressにおけるSEOの学習方法に関する解説

次にWordPressにおけるSEOの学習方法について解説します。

検索エンジンが提示している指標・提案・アドバイス・サポート情報を収集する

Googleなどの検索エンジンはSEOについてどのようにすべきか目安や指標を提案していますので、まずは公式の情報を収集しましょう。当サイト内の「SEOの基本とは?Googleの指標・考え・理念からから考えるSEOの取り組み方」のページが参考になります。 注意点として、インターネット上にはSEOに関する情報はたくさんありますが、検索エンジンが公式に提案している最新の情報と合致しない場合は信頼すべきではありません。

特にSEO関するテクニックやノウハウについては、場合によってはサイトの評価を下げる可能性が高いので安易に試さないことをおすすめします。また、悪質な手法で一時的にアクセスやPVをアップさせる業者も存在していますので、結果が出ないからといって飛びつかないようにしましょう。

WordPressサイトの効果検証ができるツールを把握して使いこなせるようにする

検索エンジンの提案をある程度理解したら、次はWordPressサイトの効果検証が出来るツールを把握して使いこなせるようにしましょう。ツールについては当サイト内の「HTMLの構造や記述、CSSの正当性などの重要性やチェックするツールの解説」のページが参考になります。

SEO施策を行う際にありがちなのが、「効果があったのかわからないまま、改善し続けているつもり」になってしまうことです。例えば、プラグインを導入したものの設定が間違っているため逆効果なのに気がついていない、もしくは効果があったのに別のプラグインに切り替えてしまいプラスがマイナスになってしまうことがあるのです。まずはしっかりとデータを取れるようにすること、数字を得られるようにすることを重視しましょう。

実際にツールを使って効果検証し、結果に応じてどのような機能があるプラグインが必要か精査する

次に実際にツールを使って効果検証を行いましょう。効果検証自体がサイト悪影響になることはありませんので、気軽に試してみてください。効果検証のツールは検証結果がでますので、どんな問題があるかを把握しすぐに対応できるものは対応しましょう。この時点でわからないことを調べながら理解を深めていくのが「学習」ですので、よくわからないまま放置しないようにすることが大切です。

また、例えば画像が重くて表示が遅いから、画像を一括で圧縮できるプラグインを導入しよう、もしくは静的生成に切り替えよう、キャッシュ関連を調整しようなどなど、簡単ですぐに効果が出そうな情報が目に入ってくるかと思われますが、現段階では情報収集のみ、十分に情報を揃えてから実装するものだと理解して、安易にインストールしないことをおすすめします。

WordPressのSEOに関するプラグインの情報を収集する

次にツールの結果に合わせて見つけたプラグインをメモした後、その他のWordPressのSEOに関するプラグインの情報を収集しましょう。SEO系のプラグインに限ったことではありませんが、統合的なプラグインの中にひとつだけ必要な機能があったり、単機能のプラグインを複数導入していたが、実は統合的なプラグインひとつで事足りるようなケースがあるためです。

同時に、機能が競合したり、相性が合わなかったりすると思わぬトラブルに発展することもありますので、しっかりと情報収集を行って、実装前にリスクを最小限にしていくという意識を持っておくと良いでしょう。

プラグインを導入するために必要な知識や経験、ノウハウがあるか精査する

次にプラグインを導入できる実力があるかを精査しましょう。前述したようにWordPressにおけるプラグインの導入自体はクリックや簡単な操作で行えますが、競合や相性の問題を理解して解決できるか、トラブルやエラーが発生した時に対処できるかが重要です。

学習する段階ではすぐに本番環境で試そうとしないこと、なるべくならローカルにテスト環境のWordPressを構築して、どうしても試したい場合はテスト環境下で行うことをおすすめします。ローカルのテスト環境の構築については、当サイト内の「WordPressのテスト及びローカル環境を設置する際の4つの選択肢」が参考になります。

WordPressにおけるSEOの効果検証・改善に関する解説

次にWordPressにおけるSEOの効果検証・改善について解説します。

前提としてGoogleアナリティクスとサーチコンソールの導入や使い方について学んでおく

WordPressのSEOに本格的に取り組むのであれば、Googleアナリティクスとサーチコンソールの導入や使い方について学んでおきましょう。検索流入や検索ワードなど、サイトやコンテンツ制作の基盤となる情報を得られるのが理由です。アクセスやPVなど、基準となる数字の指標も得られますし、改善した効果が一番現れやすい部分でもあります。

最低でもアナリティクスタグの設置とサーチコンソールにサイトマップを送信するようにしておくだけでも、データが蓄積されていきますので必ず対応しておきましょう。効果検証と改善した効果を測定するためでもありますので、各管理画面へのログイン方法やメニュー画面の見方など、少しずつなれていくことが大切です。

基準となる現時点でのアクセス数とSEOに関する施策について記録する

Googleアナリティクスとサーチコンソールに慣れてきたら、現時点でのアクセス数を時間軸で記録しておきましょう。改善前の基準となる数字であり、現時点のSEO施策の結果の数字であると理解してください。同時にSEO施策として何を実装しているか、もしくは何もしていないなら、その旨を記録しておきます。

合わせて、各種検証ツールでの結果を同じ場所で記録しておけば、今後のSEO施策やプラグイン導入の効果の比較検証がしやすくなります。比較検証ができるようにしておかないと、改善なのか、改悪なのかわからなくなってしまうということを、しっかりと覚えておきましょう。

プラグインの導入やSEOに関する施策の実施後の効果を想定・予測する

基準となる数字を把握できるようにしたら、次は実際に導入するプラグインやSEOに関する施策の実施後の効果を想定・予測する段階に入ります。あくまでも予測ですので、実施することでどのような効果が期待できるかといった形で構いません。実質的な効果や数字は一定の期間が経過しないと得られないためです。

予測した結果を元に、どの施策を実施すべきか判断しましょう。プラグインならSEO系のプラグインだけでなく、テーマやその他のプラグインとの相性に問題はないか、不具合が発生したというような情報はないかなどもチェックしておくことをおすすめします。

バックアップを取り、元に戻す手順を理解した上で、WordPressをメンテナンス状態にしてプラグインの導入やSEOに関する施策を実施する

SEO施策やプラグインの導入段階では、「バックアップから元の状態に戻せること」が必須の条件です。そもそも、バックアップの仕方が分からない、設定した項目やカスタマイズした箇所のメモがないような状況ですと、トラブルやエラーが発生した場合に対処しきれず、サイトが表示されない、ログインできない、大切なデータを失ってしまったなどの、深刻な状況に陥る可能性がありますので、もっと学習してから実施したほうが無難です。

バックアップから元に戻せるのであれば、導入予定のプラグインやSEO施策の実装に入りましょう。この段階でも設定した項目やデフォルトの状態を記録しておき、何をしたのか残しておくと、後で何かあったときに役立ちます。基本的には何か操作をしたタイミングで記録やメモをするクセをつけておくと、トラブルやエラーの解決するための時間や労力が削減されることを忘れないでください。

各種ツールを用いて、プラグインの導入やSEOに関する施策の実施した効果を検証し、改善を繰り返す

プラグインの導入やSEOに関する施策の実施し、一定期間経過した段階で各種ツールを用いて効果検証を行いましょう。最初の内は一度に全部を試すよりも、ひとつずつ試したほうが「どれが効果があったかわからない」と悩まずに済みますので、慣れるまでは段階的な実施をおすすめします。

また、ページ表示速度の測定のようなすぐに結果に現れる施策については、細かく設定を行い、エラーや改善すべき項目がなくなるまで対処できる部分ですので、時間経過を待たずに先に対処しておくべきです。逆にアクセス数などは数字に反映されにくいので、一定期間、根気強く待ちましょう。

WordPressでSEOを意識したコンテンツマーケティング・メディアの運用方法

次にWordPressでSEOを意識したコンテンツマーケティング・メディアの運用方法について解説します。

前提としてサイトの構造や基本的なSEO施策は実施して、一定期間は固定しておく

SEOを意識したコンテンツマーケティングは、コンテンツマーケティングとサイトの構造や基本的なSEO施策を別個で考えないと、どちらの効果でアクセスが伸びたのかわからなくなってしまいます。そのため、サイトの構造や基本的なSEO施策は実施して、一定期間は固定しておき、コンテンツの公開後の時間経過で効果検証を行いましょう。

固定しておかないと、何が効果的で、何が逆効果かわからなくなるだけでなく、コンテンツの質や評価の検証がしにくくなり、コンテンツ制作が迷走する可能性がありますので、切り分けて考えるようにしてください。

WordPressサイトの目的・目標をなるべく数値(KGI)で示せるもので設定する

SEOの効果を明確にするためにも、WordPressサイトの目的・目標をなるべく数値(KGI)で示せるもので設定しましょう。例えば、実店舗への来店を◯◯人増やしたい、申し込みを◯◯件増やしたい、もしくは金額ベースで◯◯万円増やしたいなど、数字による具体的な目標が望ましいです。

数値や数字ではない曖昧な目標ですと、達成できたのか分からなくなってしまいますので注意しましょう。最初の段階では達成が可能な数字にすることも大切です。達成できないような数字の場合、達成するために何を改善すれば良いかわからなくなりがちですが、達成可能な数字を積み重ねていくことで、改善しながら着実に結果が伴うようになります。

WordPressサイトの目的・目標を達成するための具体的な施策・指標(KPI)を設定する

WordPressサイトの目的・目標(KGI)を設定したら、次は目的・目標を達成するための具体的な施策・指標(KPI)を設定しましょう。例えば、1つの契約が決まるまでに、10件の問い合わせおよび資料請求が必要だとします。10件の問い合わせおよび資料請求に至るために必要なアクセス数が1,000だと課程し、月間で10件の契約を決めるためには月に 10,000のアクセス数が必要、日割なら約300以上のアクセスが必要であり、この数字がKPIとしての指標になります。そして、現時点で日に150のアクセス数があるなら、残りの150を増やすためのコンテンツの制作と公開する月間の本数が想定しやすくなるのです。

もちろん、杓子定規に増えるとは限りませんが、何をどれだけすべきか見えてくるということは、目標であるKGIの達成が実現できる可能性が高まるということでもあります。また、KPIに設定した目標が困難な場合は、KGIの設定が高すぎるので、達成できる数字に再設定することで、現実的な数字を設定できるようになります。同時に、人的リソースや時間の配分がしやすくなるため、コンテンツ制作体制の維持運営が継続しやすくなるという利点もありますので、KPIにおいても明確で曖昧ではない数字にすることをおすすめします。

自社の商品やサービスと合致するターゲット・ペルソナ・キーワードを模索する

目標や指標が設定できたら、次は自社の商品やサービスと合致するターゲット・ペルソナ・キーワードを模索する段階に入ります。潜在的な顧客層に見つけてもらえるキーワード、自社の商品やサービスのイメージで検索されるキーワードなど関連性を維持しながらアクセスにつながるキーワードを集めましょう。

同時にキーワードに対して求められる情報を精査しつつ、質の高いコンテンツとなるように注力することも大切です。中身のない、中身の薄いコンテンツは検索エンジンからも、ゆーざーからも嫌われてしまいますので注意してください。

WordPressサイトの目的・目標の達成状況を見ながら、SEO施策・コンテンツマーケティングの方向性を調整・改善していく

コンテンツマーケティングを開始して、ある程度時間が経過すると、サイト全体のアクセスが増えるようになってきます。しかし、増えない場合もありますので、その時はコンテンツマーケティングに問題があるのか、サイトの構造や基本的なSEO施策が間違っているのではないかなど、細かく検証と改善を行っていきましょう。

ただし、どちらの結果・効果もすぐに現れるものではないので、短期ではなく、中長期的かつ継続的にサイト運営していくことをおすすめします。

まとめ:WordPressのSEOは明確な数字の計測と時間経過による数字の変化を意識することが大事!

今回はWordPressにおけるSEOの基礎・学習方法・効果検証・改善についてわかりやすく解説しました。

WordPressはプラグインでSEO施策がしやすいこと、結果に合わせて改善ができることが利点です。SEO施策が本当に効果があったのかを明確にするためにも、各種ツールでの検証を怠らず、記録に残しながら改善していくことをおすすめします。

しっかりと数字を記録していくことで、コンテンツマーケティングの効果も実感しやすくなり、利益や売上に良い影響を与えるようになれば、オンライン上の集客において同業他社やライバル企業と対等に勝負できるようになるでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事がWordPressのSEOについて詳しく知りたかった方のお役に立てれば幸いです。